いつ来ても、街が人で賑わっている。
年中、忘年会シーズンのような街。
それが博多だと思っていました。
ところが、いろんなお店にお客さんがほとんどいない。
というか、福岡空港のロビーに人がいない。
出張や移動を控えている企業や人が多いのでしょう。
以前は、博多では祇園というエリアのホテルに泊まっていたので、
祇園界隈のお店で夜、ご飯をいただくことが多かったのですが、
ここ最近、博多駅周辺のホテルを利用するようになって、
しばらく祇園周辺には来ていなかったのです。
久しぶりに祇園に来てビックリしました。
過去数回、利用させてもらっていた和食屋さんや
前から入ってみたかった天ぷら屋さんなどが閉店になっていました。
そして、とにかく通りに人がいない・・・。
コロナの影響で、街に出ることを自粛されている方が多いのでしょうが、
それにしてもこんな福岡を半年前、1年前は想像もできなかったです。
この街の風景を見て、この状態が数か月続くと、
本当に飲食店は大打撃だと思います。
大半のお店はやっていけないでしょう。
日本という体内の血の循環が止まっています。
これは、本当にまずい。
感染しないよう、最大限の注意を払いながら、
でも日本経済を回すためにお金を使わないと、
結局、めぐりめぐって自分に跳ね返ってくるな、と
博多の街を見て実感しました。
自分のことだけ考えて、全ての活動を自粛⇒
飲食店や交通機関、旅行関係の人たちの収入が減る⇒
その人たちが消費活動を徹底的に控える⇒
いろんなお店が閉店していき、ますますお金が回らない⇒
自社の商売にも影響が・・・
となってしまうでしょう。
いろんな考え方がありますが、
私個人的には、しっかりとコロナ対策を打ちながら、
今まで以上に消費活動をおこなって、
微々たることですが、日本の血のめぐりを良くしていきたいと思います。