鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4178回】 実務は経営者の仕事か?

2022年06月08日 | 住宅コンサルタントとして

中小企業の経営者は、

経営に専念することが物理的に難しかったりします。

 

スタッフさんも多くないので、

経営者自ら実務をやらなければ、

会社が回っていかない。

 

だから、ついつい実務をやる。

 

そして気づけば実務ばかりやっていて、

市場分析であったり、

ライバル会社の分析であったり、

新事業・新商品・新サービスの開発であったり、

自社の5年後のビジョンをイメージしなかったり・・・。

 

経営とは、数年先の市場の変化を予測し、

そこに適応できるよう、

自社を変えるための決断をし、

実行していくことです。

 

どれだけ実務が忙しかろうが、

どれだけ時間が無かろうが、

経営者は常に経営しなければなりません。

 

実務を誰よりもやって、

自分はメチャ仕事をしている、と思うのは、

経営者としてはまずいのです。

 

私自身、新築市場の将来を予測し、

クライアント様にある提案をしています。

 

そういう外部からの情報も参考にしながら、

自身で決断をしていくことが経営者の仕事なのです。


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