長野県の白馬村に、隈研吾氏が設計した体験型複合施設が誕生します。
隈研吾氏とスノーピーク、そして白馬観光開発がコラボして、
冬以外のグリーンシーズンでもたくさんのお客様が来て、楽しめる
マウンテンリゾートを目指して、この施設は企画されました。
この中心となるのが、白馬観光開発の社長、和田寛さんです。
和田さんのことを取り上げた日経MJの記事(2019年5月20日)を
私、たまたま見ていて、そのバイタリティこそ、
私も見習わさせていただかなくてはならない、と思いました。
バブル期に多くのスキー客が訪れ、活気があったスキー場は、
日本各地に多々、ありましたが、
スキー人口が激減する中で、やっていけないスキー場が多々あります。
その立て直しのために、和田さんたちは、
ニューヨーク発の「ザ・シティ・ベーカリー」を誘致することに成功し、
山の上の展望テラスで食事ができるようにしたり、
コロナビールに企画案を持ち込み、
スキー場のテラスをコロナビールにお金を出してもらい、改装したりと、
企画力・行動力でお金を集め、白馬をドンドン魅力的に変えていっているのです。
ただ、表に出るのは成功例だけでしょう。
これだけの成果を出すために、数えきれないくらい、いろんな企業にアプローチし、
何十社、何百社という企業に断られた中で実現させたのです。
成功する人、結果を出す人は、成功するまでチャレンジする人なのです。
そしてそのチャレンジの最終形とも言える施設が2020年にいよいよ、OPENするそうです。
こうした発想、住宅会社にも必要だよな、と個人的に思うのです。
今の総合展示場そのものが、バブル期のスキー場と同じで、
家を建てようとする若い世代の方からすれば、魅力的ではないのですね。
私個人的には、住宅業界がどう変わっていくべきかの、
一つのヒントがこの白馬にあるのでは、と思っています。
詳しくは、こちらの記事を見てください。