鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5137回】 飽きずに繰り返し案内できる営業マンが一流

2025年01月22日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社の営業マンとして
業績を最も高めやすいのは、
自分が自宅を建てて入居して1年以内です。

それまでの劣悪な環境から、
自社の高性能住宅に引っ越して、
夏涼しく、冬暖かい家って、何て最高なんだろうと
感動している時が、最も感情移入しやすく、
最も売りやすいのです。

ところが自宅の快適さに対し、
最初は感動していたとしても
いつしか慣れが出てきます。

結果、感情を込めて、
如何に性能が大切か、間取りが大切か、
ということを言えなくなり、
また以前のような商品の話が中心の営業しかできなくなる。

また、素晴らしいモデルハウスを会社が用意してくれた。

そのモデルハウスの案内に関して、
最初は思いっきり感情を込めてお客様に説明できていたのに、
1年も経過すると営業マン自身が飽きてきて、
熱量高く建物案内できなくなってくる。

こういう営業マンを結構見てきました。

でも私、いつも思うのです。

一流の芸人さんは、毎日、同じネタを数本、
数か月やり続けるのですね。

ボケるべきところでボケ担当が
感情移入せず、棒読みでボケたとしたら、
そしてツッコミ担当も台本棒読みでツッコんだら、
それはもう誰も笑わない漫才になりますよね。

また舞台役者さんなんかも同じで、
それこそ同じ舞台を数か月、演じ続けるのです。

でも一流の芸人さんや役者さんは、
何度同じことをやろうが、
そのクオリティも感情移入もブレることなく、
安定して継続ができるのです。

お客様を目の前にして、飽きる営業マンは二流です。

一流は常に安定して、熱量を込めて案内ができ、説明できる。

一流を目指しましょう!

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