先日、ある方と打合せをしていたのですが、
質問されたことに私が答えていると、
こちらが言い終わる前に言葉を被せられることが多々あり、
こういうことをされると、マジで不快だなぁ、と改めて感じました。
会話をしていて、こちらが気持ち良く無いのですね。
こういうコミュニケーションを取りがちな方が上司であった場合、
部下は相談しづらく、報告することも不快となり、
最悪、辞めたくなってしまうと思います。
また、こういうか方がビジネス相手の場合、
相手は表面的に話を合わせながら、
その場を終わらせようとするでしょう。
コミュニケーションの基本は、
相手に気持ち良く話をしてもらう、という部分にあるのです。
では、相手に気持ち良く話をしてもらうには、
どうすれば良いのでしょうか?
実際、今、結果を出している営業マンは、
皆、この点において圧倒的に優れています。
その初歩的なポイントは、
・相手の話を遮らず、最後まで聴く
・基本は笑顔で、悲しい話題の時は悲しそうな表情をつくるなど、
相手の話の内容に沿った表情をつくる
・相槌はややオーバーリアクションで、
「あなたの話を聴いていますよ」と伝える
だと思っています。
そして上級テクニックになってくると、
・相手の話に合った、こちらの事例を話す
・相手が言って欲しいだろうということを要約して話す
ということも駆使したりするのですが、
まあ初歩的なポイントを押さえるだけで、
気持ちの良いコミュニケーションを
取っていただくことが可能となるのです。
商品面やサービス面での差別化が難しくなる中、
特に日本人相手にビジネスをする場合、
好き嫌いという要素が非常に大きいです。
お客様はもちろん、社内、取引業者さんなど、
いろんな方と気持ちよくコミュニケーション取るために、
人の話の聴き方のトレーニングって改めて重要だな、と
感じることができました。
皆さんは、人の話を遮ったりして、
相手に不快な思いをさせていたりしませんか?