鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4434回】 年齢に応じた教養と人間力を身につけておかないと・・・

2023年02月19日 | 住宅コンサルタントとして

20代のうちは、

好きなように日々を過ごしても良いかもしれません。

 

休日に自分が好きなことをやったり、

ゆっくり過ごすのも良いでしょう。

 

ところがある年齢を超えても、

自分の好きなことしかやらないという、

自分主体の生き方をして、学ぶことを怠っていると、

年齢に応じた教養も身に付かなければ、

年齢に応じた人間性も習得できません。

 

人間は誰しも1年を1つ、歳を重ねます。

 

営業マンであれば、

お客様中心層はいつか必ず自分より年下になります。

 

年下のお客様から選ばれ続けなければ、

買っていただくことはできません。

 

では、自分より10歳、20歳年齢が若いお客様から、

どうすれば選ばれるようになるのか、ということを考え、

そうなるための準備を

ある一定の年齢からしなくてはならないのです。

 

私の場合、年上の方でこの人から買いたいと思う方は、

お洒落でセンスがあって、かつ人柄が素晴らしく、

あたたかい対応で包み込んで下さるような方から買いたいです。

 

もしくはその道をひたすら究め、もの凄いレベルなのに、

非常に謙虚で人間性が素晴らしい方から買いたいです。

 

個人的に京都で通い続けているフレンチのレストランのシェフが

まさにそういう感じの方なのですね。

 

また、現場監督だったり設計も、

必ずお客様も上司も自分より若くなります。

 

若いお客様に対応する、ということは、

それなりのレベルの方なら難なく対応できるでしょう。

 

ところが、組織の中で自分より若い上司の下で

上手に働くことができない設計や現場監督も

結構いるような気がしています。

 

今の時代、チームの雰囲気を良くし、

若いスタッフさんをサポートできる人が重宝されるのに、

自分の仕事しかせず、

しかも自分の気分が乗らない時は負のオーラを出す、

年配の設計や監督なんて、扱いづらくなってくるのです。

 

そして上司や会社とぶつかって、

いろんな会社を転々と渡り歩く設計や監督がいますが、

結局、いろんな方から必要とされなくなり、

最終的に居場所が無くなるのですね。

 

年を重ねるほど、

年齢に応じた教養や人間性を有していないと

組織からも人からも必要とされなくなる。

 

そうならないために、コツコツ学び、

自分を成長させていきたいものです。


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