鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4432回】 リモートでは、真の教育は難しい

2023年02月17日 | 住宅コンサルタントとして

移動時間は確かにもったいない。

 

なので多店舗展開をしている会社では、

リモートでつないでミーティングや会議をすることが

増えているかと思います。

 

単なる報告といった、一方通行のコミュニケーションの場合、

リモートでも特に問題は無いのですが、

ゼロから何かを生み出すような会議であったり、

まだまだ半人前のスタッフさんへの研修に関しては、

リモートで開催するとリアルで開催するときの

3分の1以下の効果しか無いなぁ、と感じております。

 

私の場合、いろんな方に話を振りながら、

参加メンバーの方の理解度を見極めて、

いろんな引き出しをあけていく、

という方法を取っているのです。

 

リモートだと参加メンバーの反応の細かな変化が

ぶっちゃけ全く分からないので、

表面的な話しかできないのですね。

 

更に研修に参加されたメンバーの反応で、

自分自身が乗っていくタイプ、ということもあって、

乗った場合、自分でも気づけていなかった、

潜在意識の中にある事例が一瞬にルール化され、

その出来立てほやほやのノウハウをお伝えすることもあるのです。

 

実際、クライアント様へのコンサルティングの途中で

いろんなノウハウが生まれることもしょっちゅうなのです。

 

でもリモートの場合、そんなことが全く起こらない・・・。

 

レベルが非常に高く、

理解力が抜群にあるビジネスパーソン同士であれば、

リモートでも支障ないかと思いますが、

クライアント様のスタッフさんの

レベルアップのための研修において、

リモートでは、限界があります。

 

一般的なレベルのビジネスパーソンを対象にした場合、

リアルだと100伝えられることが、

リモートだと30程度しか伝わっていない気がしています。

 

これはあくまでも研修の場合における、

個人的な感想です。

 

一方、例えばHP制作に関する打合せであれば、

リモートでも全く問題はありません。

 

社員さんに伸びていただくための教育に関しては、

リアル一択というのが、自分の個人的な実感であり、

リモートで今、研修をさせていただいているクライアント様に対し、

その改善をお願いしようと思っています。


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