住宅会社にとって生命線とも言える、新規来場数。
SNSやYouTubeで、発信すべきことをコツコツやっている。
WEB広告やTVCMも十分にできている。
お客様が来場しやすい展示場もある。
もちろん、毎日の環境整備も完璧。
でも、来場数が減るケースもあるのです。
こういう時、多くの住宅会社の経営者、
それからマーケティング担当者は、
・広告のデザインや頻度であったり、
販促企画のピントがズレている
・SNSやYouTubeによる発信の
頻度やクオリティが不足している
と考えがちなのですが、
それ以外にも理由があるのです。
それは、自社のメイン商品が、
今、エリア内で家を検討している方のニーズに合っていない、
ということです。
自社の展示場を持っている会社の場合、
モデルハウスのデザインや価格、性能や仕様が
ターゲット層が求めていることとズレている可能性もある、
ということです。
これ、異業種の経営者、
特に飲食店や小売店の場合、
気づきやすいのですが、
住宅会社の場合、ここに気づくことが苦手なケースが多いのです。
なぜなら、どれだけ売れたとしても、
営業マン一人あたり月に3棟くらいだし、
お客様の来場数も1店舗月に20~30組程度のことが多く、
対応するお客様の組数も異業種と比較すると少ないのです。
(その分、単価はダントツに高いですが・・・)
なのでお客様の嗜好やニーズの変化に気づくのが遅れる、
という会社が結構多いのでは、と感じています。
特に自社のメイン商品が一世代前に
かなり一世を風靡するくらい、人気だった会社ほど、
気づくのが遅れがちなのです。