鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3205回】 順調な時に危機感を感じ、変われる経営者が一流

2019年10月09日 | 住宅コンサルタントとして

人間、順調な時には、それがずっと続くと思いがち。

 

特に二流、三流のビジネスパーソンはそうです。

 

順調な時は、「これで良いのだ!」と

バカボンのパパのフレーズでは無いですが、

気の緩みが出てしまって、仕事に対して緊張感が欠けてきます。

 

そして結果が徐々に悪くなってきても、

「次第に良くなる」という根拠のない思い込みで、

手を打つのが遅れるのですね。

 

一流の経営者は、今が順調だったとしても、

 

「これはたまたま偶然で、ちょっと油断するとすぐダメになる」

 

と常に危機感を持っていますし、今の結果に対して謙虚です。

 

危機感と謙虚さがあるので、

常にアンテナが高く、いろんな情報を常に収集しています。

 

だからすぐに手を打つことが出来、

市場の変化に適応していけるのです。

 

素直さと謙虚さに欠け、危機感を持っていない二流、三流は、

業績がどん底になってから気づいて焦るのです。

 

そこから情報収集して、検証して手を打っても、

既に手を打った他社からすれば、周回遅れとなっているのです。

 

今、もし順調に商売が推移していたとしても、

謙虚で危機感を持っていたいですね。


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