人間、順調な時には、それがずっと続くと思いがち。
特に二流、三流のビジネスパーソンはそうです。
順調な時は、「これで良いのだ!」と
バカボンのパパのフレーズでは無いですが、
気の緩みが出てしまって、仕事に対して緊張感が欠けてきます。
そして結果が徐々に悪くなってきても、
「次第に良くなる」という根拠のない思い込みで、
手を打つのが遅れるのですね。
一流の経営者は、今が順調だったとしても、
「これはたまたま偶然で、ちょっと油断するとすぐダメになる」
と常に危機感を持っていますし、今の結果に対して謙虚です。
危機感と謙虚さがあるので、
常にアンテナが高く、いろんな情報を常に収集しています。
だからすぐに手を打つことが出来、
市場の変化に適応していけるのです。
素直さと謙虚さに欠け、危機感を持っていない二流、三流は、
業績がどん底になってから気づいて焦るのです。
そこから情報収集して、検証して手を打っても、
既に手を打った他社からすれば、周回遅れとなっているのです。
今、もし順調に商売が推移していたとしても、
謙虚で危機感を持っていたいですね。