鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4545回】 人間的キャパがまだまだ小さい・・・

2023年06月10日 | 人として

住宅業界でも飲食業界でも小売業界でも、

商売において接客力が重要である、ということは真理です。

 

私、お客様としていろんなお店を利用させていただく際、

 

「どんな対応をされたら嬉しいのか?」

 

「どういう対応をされると不快なのか?」

 

ということをいつも意識しています。

 

そしてどこに行っても、

お店の中全体のお客様とお店のスタッフさんのやり取りを見ようとし、

そこでいろんなことに気づきます。

 

自分たちを担当して下さっている店員さん以外にも

目が行ってしまう、という感じなのです。

 

店内中のお客様と店員さんのやり取りが気になる、

ちょっとやっかいな感性なのです・・・。

 

昨日、私たち夫婦が毎月通わせていただいている、

京都の和食屋さんに行ってきたのですが、

そこに個人的に大嫌いなタイプのご夫婦と

またしてもカウンターで隣になってしまいました。

 

その夫婦がなぜ大嫌いかというと、

 

・ミシュランの星を取っている大将に対し、

グルメ本やYouTubeで得た情報を自慢げに言って、

「あら、こんなことも知らないの?」的な態度を取る

(特に奥さんが、とにかくマウント取りたがってうざい)

・奥さんが自意識過剰すぎで、5分ごとにスマホで

自分の顔を眺めて前髪の位置をなおす

・挙動不審なのか、10秒ごとに

おしぼりやスマホやドリンクの位置を

こちら側にずらして陣地を拡大してくる

 

という理由からです。

 

京都に住んでいる訳ではないのですが、

とにかく京都に詳しいアピールをして、

いろんな人の会話に入ってきて、

自分たちの京都通アピールもすごいんですね。

 

こういうタイプ、私は大の苦手で、

こういう方とは絶対にお付き合いをしないです。

 

でも和食屋さんの大将は、

こういう素人でマウントを取りたいタイプのご夫婦を

見事に対応しているんですね。

 

で、

 

「またいろんな情報、教えて下さい」

 

と心からおっしゃっておられるのです。

 

こういうタイプのお客様だと、

星付きの料理人さんに「情報、教えて下さい」と言われたら

喜んで通うだろうなぁ、と思うのです。

 

私が料理人さんの立場だったとしたら、

こういうタイプのお客様に、

 

「またいろいろな情報、教えて下さい」

 

と言えるだろうか・・・。

 

マウントを取りに来るタイプのお客様に

笑顔で接することができるだろうか?

 

いや、自信ありません(汗)。

 

まだまだ人としてのキャパが小っちゃいなぁ、と

自分自身に対して思った1日でした。

 

この毎月、通わせていただいている京都の和食屋さん、

味はもう文句なしですが、

それ以外のいろんな面でいつも学ばせていただいています。


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