両親が好きなことをさせてくれたおかげで、
今の自分があります。
親が自分を育てるために使ったお金は、
一体いくらになるのか分かりませんが、
やりたいと自分が言ったことは、全てやらせてもらってきました。
なので社会人になってから、
自分に出来る範囲の親孝行をしています。
そんな中、父母も高齢となり、
後何年、生きてくれるか分からないので、
両親を連れて旅行に来ました。
今年は一族23名を父母が招待して
夏に旅行に連れていってくれたこともあり、
その恩返しも兼ねての旅行です。
私たちが最も大好きで、
何度も利用させてもらっている施設に
両親を連れてきました。
宿に着いて、父が風呂に行きたい、というので、
父を連れて大浴場に行ったのですが、
何十年ぶりでしょう、一緒にお風呂に入ったのは・・・。
毎日、6000歩以上歩いているそうで、
足腰はまだまだ大丈夫なのですが、
もう高齢のために言葉がポンポン出てこないのと、
耳も遠くなっているので、テンポ良く会話できません。
まあ心と心で会話するというか、
湯舟につかりながら、コミュニケーションを取っておりました。
親父が言うには、家内に感謝しろ、ということ。
お前が仕事に専念できるのは、
家内のおかげであり、
父母や姉たちの鬼山家のみんなとも仲が良く、
うまくやってくれていることがありがたい、ということ。
よ~く分かっています。
その通りであり、家内が居なければ、今の自分の環境はありません。
家内のことを私の父母、姉たちも大好きで、
血のつながった私よりも実の家族と思っているようです。
まあそういう関係は、私としてもとてもありがたいのです。
夕食も父とお酒を飲みながら、
抜群のお鮨をいただいておりました。
自由奔放に育ててもらったことに対し、
少しはお返しができたかな・・・、と思っています。
親とお風呂に入りながら、いろんなことを会話する。
皆さんはいつされましたか?