鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3620回】 クロージング時の質問の投げかけ方

2020年11月27日 | 営業マンとして

昨今、草食系の方が増えているなぁ、

ということを肌で感じておりますが、

草食系の方は、お客様と仲良くなることは得意なのに、

ご決断を迫ることが結構苦手。

 

でも住宅の営業マンは、

お客様にご決断をしていただくことが、

おそらくどの業界の営業マンよりも多いのです。

 

事前審査をするか、しないか?

土地探しに踏み出すか、踏み出さないか?

この土地に買い付けを出すか、出さないか?

家を今、建てるか、先延ばしするか?

当社で家づくりをするか、しないか?

などなど。

 

いろんな決断をお客様に迫らなくてはならないのですが、

その中で、こちら側も、お客様側にとっても、

最も決めづらい、言いづらいことが、

 

「当社で家づくりをしていただけますか?」

「当社で契約していただけますか?」

 

ということです。

 

このセリフが、草食系の営業マンにとって、

非常に言いづらい質問なのですね。

 

で、私、ふと自分のことを振り返ってみたのです。

 

コンサルタントになって15年、

クライアント様とお付き合いをさせていただく前に、

当然ながら、契約をしていただく必要があります。

 

ご紹介をいただいたり、

HPから問合せをいただいたりして、

お会いして打合せすることになる訳です。

 

ところが打合せ中、私はクライアント様に、

 

「当社と契約していただけますか?」

 

ということは、一切言ったことが無く、

自然にお付き合いが決まっている、

ということばかり。

 

自分なりのトークの組み立てを

住宅営業に落とし込んでみると、

見事に草食系の方でも言いやすい形になりました。

 

このクロージングトークの型と、

家を建てるスイッチを入れる型を組み合わせると、

お客様は決断を下しやすくなってきます。

 

このあたりをしっかりとレクチャーさせていただきますね。


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