■アメリカ
人口 3.31億人
ワクチン接種回数 2.86億回
100人あたり接種回数 86.4
感染者数の7日間平均 24879人
死者数の7日間平均 540人
■イギリス
人口 6790万人
ワクチン接種回数 6150万回
100人あたり接種回数 91.4
感染者の7日間平均 1740人
死者数の7日間平均 6人
■日本
人口 1,26億人
ワクチン接種回数 1003万回
100人あたり接種回数 7.9
感染者の7日間平均 4828人
死者数の7日間平均 109人
複数のサイトから情報を収集したので、
若干の誤差があるかもしれませんが、
これが現状です。
ワクチン接種前、ヨーロッパ各国は
感染者数と死者数が本当に多かったですが、
国をあげてワクチン摂取を進めた結果、
イギリスなどは劇的に効果を高めました。
一方、アメリカもワクチン接種が進んでいますが、
ぶっちゃけ人口と比較すると、
感染者数や死者数は、まだ日本よりひどい。
それでも、もう経済を回す方向に舵を切っていて、
実際に景気は向上してきています。
日本だけ、なぜこれだけ大騒ぎをするのか?
実効再生産数(一人が何人に感染させたか?)を見ると、
日本国全体で0.85、
東京で0.86
大阪で0.68
北海道で1.06
沖縄で1.43
となっています。
沖縄と北海道では、厳しい状況ですが、
日本全体で見ると、何が問題なのかは明らかですよね。
コロナ感染者を受け入れる病床数の圧倒的な不足と、
ワクチン接種率が先進国最低のレベル、ということが問題で、
そこをもっとフォーカスすべきであり、
今の日本の現状を情報として流す上では、
他の国々との人口1000人あたりの感染者数や死者数などの
客観的な数字を比較すべきなのです。
ところが、煽って視聴率や販売数を稼ぎたいメディアは、
ヤバい部分だけを切り取って危機を煽り、
情弱の人たちは、ただただ「大変大変」と言いたがる。
現状を分析するのに、必要なデータを正確にとって、
それをベースに判断しなければ、間違った判断をしてしまう。
政治も経営も同じです。
だから、経営に関するさまざまな指標のデータをとって、
その上で経営判断をし、やるべきことに取り組んでいく。
その重要性を改めて感じます。