弊社のクライアント様では、
業績が順調に推移し、新卒を採用することにより、
社員さんの平均年齢が下がっている会社が多いです。
社員さんの平均年齢が30代前半、という会社もあれば、
社員さんの過半数が20代、という会社もあります。
しかも20代のスタッフさんの定着率が高い。
これが何を意味するかというと、
20年後、30年後を考えた時に
安心して家づくりやアフターメンテナンスを任せられる、
ということです。
お客様の大半は、契約する時のメリットしか考えていませんが、
35年のローンを払っていかなくてはならず、
すなわちそれは、35年以上、メンテナンスが欠かせない、
ということを意味します。
こうしたことを伝える上で、
営業マンが口頭でお客様にお伝えするのが
これまで主流な方法でしたが、
伝え方を変えていく必要もあるでしょう。
営業マンが口頭でいうよりも、嫌みが無く、
お客様が素直に聴ける方法でお伝えすべきなのです。
常に5年後10年後の組織をイメージしていなければ、
組織はあっという間に高齢化してしまいます。
高齢化してしまってから、
若いスタッフさんを採用しようと思っても、
なかなか難しいのが現実です。
だから業績が順調なうちに、
組織の若返りのための手を打つ必要が
住宅会社にはあると思います。
また、若いスタッフさんをドンドン採用できる、
ということは、業績が順調で余裕がある、ということです。
業績が厳しい会社は、そもそもスタッフさんを採用できません。
スタッフさんが若いとか、社員さんの平均年齢が若い、
ということは、実はかなりの強みなのです。
このことをお客様にしっかりと伝えていきたいものです。