正解に誰でもアクセスできるようになった現代、
年々、商品で差がつきにくくなっています。
したがって、商品以外の分野で如何にライバルに差をつけるのか、
ということが住宅会社の課題になってくる訳ですが、
弊社が以前から何度もお伝えしているのが、
おもてなし力や気の利き方で差をつける、ということ。
昨日、お伺いしていたクライアント様で、
ブレイクしている20代の営業さん。
私が到着した際、外はかなり雨が降っていたのですが、
事務所に到着して、中に入らせていただくと、
すぐにタオルを持ってきて下さり、
私のキャリーバックを拭いて下さいました。
これを上司に言われてやったわけではなく、
自然と体が動いてして下さった訳です。
雨の日に傘を何本か持って、
お客様の車が敷地内に入ってきた瞬間に、
外にパッとお迎えに行く。
お子さんが好きなキャラクターの塗り絵や動画を
あらかじめ用意しておく。
お客様が前回、オーダーされたお飲み物を覚えておいて、
お飲み物のオーダーを訊く際にさりげなく伝える。
のどが渇いていないか、
長時間の打合せの場合、適度なトイレ休憩を取るなど、
お客様が笑顔になるような対応は、
いくらでも工夫することができるでしょう。
そしてこれがマニュアル・型としてやっているのではなく、
ただただお客様に対する純粋な思いから行動できれば、
それは間違いなく、見る眼があるお客様には伝わります。
競合して勝つ確率が高い会社は、
こうした自然なおもてなしが自然にできています。
逆にこういうことが苦手な会社は、
競合負けする確率が高いような気がします。
すなわち、商品力や提案力よりも、
気が利く会社の方が、お客様に選ばれるということ。
皆さんの会社は、気が利く体質でしょうか?