鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4188回】 売り場に投資し続ける

2022年06月18日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社あるあるですが、

新規出店したり、新しいモデルハウスを建てる際は、

会社として凄く力が入る。

 

でも、出店後や建設後、その維持メンテはスタッフ任せで、

そのうち敷地内のお庭や外壁、看板などが傷んできたり、

建物内の内装が傷んできたりしても、

そこへの投資をせず、売り場が次第に古臭くなる。

 

自分たちは日々、そこで働いているので、

売り場の魅力が低下していることに気づかない。

 

でも初めて来たお客様は、

売り場の魅力の無さを肌で感じる訳です。

 

個人的にいつも感じていますが、

売り場に常に投資をし続ける住宅会社は、

やはり業績も好調ですし、

何といっても運気が高いような気がします。

 

一方、つくってみたものの、

そこに手を入れ続けず、

定期的にリニューアルしたりメンテをしない、

またリノベーションも当然しない、

要するに投資をしない住宅会社は、

運気が低いしお客様は来店されないのです。

 

売り場はつくって終わりではなく、

OPENしてからも手を入れ続け、

育てていくものです。

 

ですから事業計画の中に、

出店しているところのメンテ費用や改装費用は

しっかりと入れておくことが重要なのです。

 

そしてこれは、スタッフを採用した際も同じです。

 

採用した後も、定期的に社員さんが学べるよう、

研修カリキュラムを組んだり、面談時間を確保する。

 

植物を育てるのと同じですね。

 

つくっただけ、採用しただけで満足していませんか?


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