マーケティングで大切なことは、
「その情報を伝えたい相手は誰か?」
「伝えたい相手の心情は何か?」
ということを忘れないことです。
ターゲットに関して言うと、
「家を建てたい人」
というのはあまりにざっくりしすぎていて、
もっと絞り込んでいく必要があるのです。
「家づくりを検討していたけど、
物価が高騰して毎月のやりくりが大変!
家づくりどころではない!と考えている奥様」
とか、
「YouTubeとか見まくって、いろんな情報を仕入れた結果、
家づくりで何が大切なのか、分からなくなった方」
などなど。
そしてそういうターゲット層の方が、
何を知りたいと思っているのか?
何に不安なのか?
どういう家を建てたいのか?
というように、ターゲット層の心情を想像し、
そこに寄り添うような内容で企画を立てることが、
メチャ重要なのです。
ところが、マーケティングセンスの無い会社、
マーケティングのセンスが無い経営者ほど、
自分たちが伝えたいことを発信してしまい、
結果として滑り倒すことになってしまうのです。
今の住宅業界がまさにそうで、
大半の会社がお客様に来場していただけず、
非常に苦しんでいる状況です。
こういう時こそ、基本に立ち返る時なのです。