鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4187回】 消費者の心情から発信内容を考える

2022年06月17日 | 住宅コンサルタントとして

マーケティングで大切なことは、

 

「その情報を伝えたい相手は誰か?」

「伝えたい相手の心情は何か?」

 

ということを忘れないことです。

 

ターゲットに関して言うと、

 

「家を建てたい人」

 

というのはあまりにざっくりしすぎていて、

もっと絞り込んでいく必要があるのです。

 

「家づくりを検討していたけど、

物価が高騰して毎月のやりくりが大変!

家づくりどころではない!と考えている奥様」

 

とか、

 

「YouTubeとか見まくって、いろんな情報を仕入れた結果、

家づくりで何が大切なのか、分からなくなった方」

 

などなど。

 

そしてそういうターゲット層の方が、

 

何を知りたいと思っているのか?

何に不安なのか?

どういう家を建てたいのか?

 

というように、ターゲット層の心情を想像し、

そこに寄り添うような内容で企画を立てることが、

メチャ重要なのです。

 

ところが、マーケティングセンスの無い会社、

マーケティングのセンスが無い経営者ほど、

自分たちが伝えたいことを発信してしまい、

結果として滑り倒すことになってしまうのです。

 

今の住宅業界がまさにそうで、

大半の会社がお客様に来場していただけず、

非常に苦しんでいる状況です。

 

こういう時こそ、基本に立ち返る時なのです。


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