人類の歴史を振り返ると、定期的に疫病が流行し、
多くの方が亡くなるということがありました。
人口が減り、経済活動がストップする。
今回のコロナウィルスは、感染力が強く、
更に人の移動が過去と比較にならないくらい多いので、
一気に世界に広がりましたが、
こういうことは、これから先も定期的に発生するでしょう。
1年間、事業が出来なくなる、ということも、
これから先もあるかもしれません。
こういう事態になっても、会社を潰さないように
常に内部留保を厚くして健全経営を心掛け、
利益が出やすい体質の会社になっておく必要がある、
と改めて痛感しております。
私自身、経営コンサルタントですから、
当然ながら自分の会社を健全に経営しております。
自己資本比率も高く、内部留保もあって、
もちろん無借金経営です。
だからこの時期にも、いろいろと仕掛けようと思えば仕掛けられます。
(弊社は何も仕掛けませんが・・・)
そして健全経営をこれまでやってきた住宅会社さんも
特に優秀な人材を採用する、またとないチャンスです。
学生さんの内定取り消しもあれば、
業績に厳しい会社もありますから、
採用市場に人が供給されるようになってくるでしょう。
これまで、インバウンド消費によって、
いろんな業種で人を採用しまくっていて、
結果、人材不足になっておりましたが、
これからはその逆になるのです。
企業は不況の時に差が大きく開くと個人的に思っていて、
今、仕掛けられる会社が、3~5年後、飛躍していることでしょう。
こういう時期に仕掛けられるよう、
日頃から健全経営を心掛けたいものですね。