2023年は住宅業界にとって、
かなり厳しい1年だったかと思います。
クライアント様から聞く話では、
地域の住宅ローンの申し込み数が
前年と比較すると大幅に下がっていたり、
メーカーや商社のボードや合板の出荷が
相当下がっていたりするらしいです。
そんな中で、弊社のクライアント様は
大半のクライアント様が堅調な結果を出されています。
特に年間200棟以上の新築をされているクライアント様は
全て昨年対比100%以上を達成されています。
昨日、その中の1社のクライアント様にお伺いしておりましたが、
受注は好調なのにも関わらず、役員や店長に慢心は一切ない。
というか、むしろ良い一年だったとは、誰も感じていない。
この幹部のマインドがあるから、
県内ナンバー1なのにも関わらず、
常に進化成長できているのだと思います。
更にこのクライアント様で今年、素晴らしいのは、
若手スタッフの方たちが見事に成長されている点です。
秋口からメキメキと受注している若手営業マンも複数名おられ、
2024年が本当に楽しみです。
有望な若手スタッフを抱える店長たちに、
なぜこんなに若手が成長したのか、質問してみました。
すると店長たちから返ってきた回答が、
「おかげ様で集客数が順調で、
若手にも打席に立ってもらうことが出来ているので、
若い営業マンが皆、成長してくれた」
ということだったのですね。
どれだけ研修を受け、知識を高めても、
どれだけロープレしても、
とにかくお客様を相手に実際に接客した経験を高めないと
営業マンとしての真の力は身に付かないのですね。
若手を育成していく上で重要になってくるのは
「知識習得×打席数」
です。
若手自身に一定数以上、打席に立ってもらう必要があるのです。
住宅会社の経営を長い目で見た時、
若手スタッフの成長は不可欠です。
そのためには、教育制度の充実も大切ですが、
それと同じくらい、打席にたってもらうことも重要です。
打席数の確保のために、集客UPは欠かせないのです。
なので住宅業界において、
集客数と業績は比例するのです。