鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4803回】 「やってみせる」の復活

2024年02月23日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいて初期の頃は、

経営面における提案やアドバイスができる経験が無かったため、

とにかくチラシのラフを考えたり、

現場で実際に接客・営業をさせていただいたり、と

現場に近いお仕事をさせていただいておりました。

 

当時はクライアント様のスタッフさんの人数も少なく、

こうした形でサポートをさせていただくことは、

クライアント様にも喜んでいただけたのでは、と思っています。

 

ところが、各クライアント様の成長に伴い、

スタッフさんの数も増えていった中、

私が現場に出ると、クライアント様の打席を奪うことになるなぁ、

と気づいたので、現場に出ることを控えていきました。

 

結果、ここ最近は実際の現場で使える営業トークとかではなく、

結果が出ている営業マンの傾向であったり、

このハウスメーカーと競合した際は、

こういう方向性で商談を進めていくと良いですよ、

という感じのお話が多かったように思います。

 

しかしながら、先日、あるクライアント様で

久しぶりに理想の間取りをプロジェクターに映して、

自分だったらこういう案内をします、と

実際の案内トークをやってみたところ、

クライアント様のスタッフさんたちの表情が

みるみる変わっていったのです。

 

「こういうトークをすればいいんだ」

「実際にこのトークをお客様に言ってみたいです」

 

などなど、予想外の反応だったのですね。

 

というか、大昔は本当に実際のトークを

クライアント様のスタッフさんたちを前にして、

スマホで撮影していただいたり、ということも

結構やっていたと思うのですが、

このスタイルの需要もまだあるのかも、と思いました。

 

ここ何年もクライアント様の現場に立たせていただく、

ということはやっておりませんが、

ニーズがあれば、もちろんそれも喜んで対応させていただきますし、

営業研修の場でも実際のトークを私がやってお見せする、

ということも復活していこうと思います。

 

私を何なりとご活用下さいね。


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