もともとは事務員さんで入社された、女性スタッフさん。
ところが、インテリアやデザインがもともと好きだったそうで、
お客様との仕様打合せをされたりしている中、
もともと在籍していた営業マンが退職することに・・・。
結果、接客するスタッフさんがいなくなったため、
モデルハウスに来場されたお客様の接客もすることになり、
気が付けば営業マンの仕事も実質、されていたりと
自分が出来ることの幅がドンドン広がっておられます。
本音をお聞きすると、
「本音では、営業とか接客とかはあまりしたくないのですが、
する人がいないので・・・。
まあ、仕事ですから(私がやるしかない!)」
という回答でした。
個人的にこういう方をメチャ、尊敬します。
「こういう仕事、私はしたくないです」
「そもそもそれは私の仕事の範囲外ですよね?」
ということを言うビジネスパーソンも居ますが、
こういう人は伸びないですし、
何より自分のことしか考えていないので好かれない。
誰しも、自分が得意ではないこと、好きではないことを
依頼されることもあるでしょう。
でもそういう時、
「仕事ですから」
とスイッチを入れて頑張れる人こそ、プロフェッショナルだと思います。
自分で自分の仕事の範囲を決めたい人は、
公務員になるか、大企業に行くしかありません。
この変化の激しい時代、
中小企業で仕事をさせていただくということは、
仕事の範囲なんて変わって当たり前なのです。
やったことが無いことでも、「仕事だから!」と
自分にスイッチを入れてチャレンジする人が、
結果として伸びていきますし、必要とされるのです。
自分の範囲外の仕事だからといって、
すぐに拒否したりしていませんか?