来場されるお客様のほぼ全員が絶賛し、
「このまま建てたい!」と言って下さるモデルハウスを持つと、
住宅会社の業績は間違いなく上がります。
お客様の評価が高いので、
自社のモデルハウスがイケてると思い、
しつらえを変えたりリノベをせずに月日が経過する。
すると徐々に来場数が減ってきているものの、
来場されたお客様が言って下さる
お褒めの言葉を鵜呑みにする。
そして気づけば来場数がかなり減っており、
この集客数だとちょっとやっていけない現実を理解する。
こうなっては、
業績をもとに戻すのにかなりの労力を必要とします。
どんなに素敵なモデルハウスでも、
どんなに成功している集客手法でも、
どれだけうまくいっている営業手法でも、
それが永遠に上手くいくことはありません。
その理湯は、皆さんなら当然理解されていると思いますが
顧客が価値を感じることも、
市場そのものも、
ライバルのレベルも常に変わっていくからです。
市場の変化に合わせ、
自社の商品やマーケティング、営業手法を
つねに変えていく必要がある訳ですが、
現状、うまくいっていると、変わろうとはなかなか思えないのです。
この変わらない決断が、次の不調の原因となったりするのです。
今、自分たちの商品やマーケティング、営業手法が
市場のお客様に合い、結果が出てるとしても、
それは長くは続かないと思った方が良いでしょう。
そしてうまくいっている時ですら危機感を持ち、
次々と柔軟に変化できる会社が、勝ち続けるのです。
うまくいっているときこそ、
危機感を持って変化に適応していきたいものです。