長男、次男共に家を出て一人暮らしをするようになってから、
二人ともいろんなことを話してくれるようになりました。
まあ、親がうっとおしい存在から、
少しはありがたさを感じてくれてるような気がします。
私が仕事から帰宅すると、ちょうど次男が帰ってきていて、
親子二人でご飯を食べながら、じっくりと話すことに・・・。
次男がまだ小さい頃、私のことをどう思っていたのかを聞くと、
「まあ、マジで家におらんかった。
土日にオトンが家にいた記憶が無い」
とのこと。
長男、次男共に、同じことを言われました、
一般的な家庭の父親のように、子どもとキャッチボールをしたり、
遊園地に連れて行ったりといったことはほぼ無かったですし、
まあ、この部分は反省しないといけないかな、と思います。
ただ、なぜ私が仕事にそれだけ没頭していたかは、
家内がちゃんと説明してくれていたので、
大学に行くことができることも、一人暮らしができることにも
感謝をしてくれているようです。
会話をしばらくしていると、次男からいきなり、
「オトンの座右の銘って何なん?」
と質問されました。
皆さん、同じことを自分の子どもに質問されたら、即答できますか?
私、座右の銘は「量は質に転換する」ということで、
とにかく成功している人はメチャメチャ量をこなしている人だ、
だから圧倒的な量をこなすことをいつも意識している、
ということを伝えました。
大学受験の時、メチャ勉強したのにも関わらず志望校に受からない。
学生時代、メチャテニスを練習したのにプロのレベルに到達しない。
自分に残された道は、仕事しかない。
だから仕事で一番になれるよう、仕事の量だけはやってきたかな、
というようなことを次男に話しました。
割と我が家の子ども達はこの手の話が好きなようで、
「オトンの仕事に対する熱量、俺も持てるかな・・・?」
なんてかわいいことを言っていました。
子どもの人生は、子どもが決めるもの。
ただ、その決定のために必要な人生観や労働観をつくるために
いろんな話をしていくことでサポートできたら、と思っています。