新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年はどんな一年になるのか?
更には2030年を見据え、
住宅会社の経営者はどのような経営判断をし、
ビジネスパーソンはどのように
成長していかなくてはいけないか?
このあたりについての私なりの考えを
まとめたいと思います。
まず住宅着工数ですが、
こちらは大方の予想通り、
伸びることはないでしょう。
市場が本格的に縮小していく中で、
住宅会社は戦っていかなくてはなりません。
更に大きな問題は、未婚率が年々、高くなっていることで、
子育てファミリーの数は統計的に凄い勢いで減少しています。
未婚・シングル世帯が非常に増えているのが、今の日本。
この現状を踏まえ、
住宅会社は商品開発であったりマーケティングを
市場に合わせていかなくてはいけないでしょう。
実際、2024年の弊社のクライアント様の中でも
着工数における延べ床面積や階層に関しては、
ある傾向が明らかに見て取れました。
2025年以降も、その流れは変わらないでしょう。
家といえば、34~36坪の4LDKが売れ筋、
という時代は完全に終わったと言えるでしょう。
ですからモデルハウス建築や商品開発に関しては、
この市場の変化を捉えて実施していかなくてはなりません。
次に広告について、です。
もうこれはずっと言い続けていますので、
改めてお伝えする必要も無いでしょう。
広告の効果は2025年も着実に下がります。
広告ではない違う形で、
住宅会社はターゲット層に情報発信をしていかないと、
マイホームを検討しているお客様との接点が持てない、
という事態となってしまうのです。
広告に頼らない接点を市場と構築していく、
ということは、住宅業界の永遠のテーマなのです。
そして2030年を見据え、
住宅会社として取り組み続けなくてはならないことは、
とにもかくにも組織づくりです。
採用の難易度は、この先も上がり続けるので、
2030年でも就職を希望する学生さんが
たくさん応募してくれる会社を
今からつくっていく必要があるのです。
20代30代の若手スタッフが活躍していて、
会社のビジョンが明確で、
しかも職場がオシャレでカッコいい。
こういう会社をつくっておかないと、
若いスタッフさんたちが働きたいと集まってくれないのです。
そういう会社にお客様も来て下さる訳もなく、
魅力的な会社を今からつくっていかなくてはなりません。
目先の数字を追いかけるだけでなく、
5年、10年先を見た経営をおこなっていきましょう!