鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2616回】 会議の目的

2018年02月27日 | 住宅コンサルタントとして
会議は何のためにするのか?

会議の目的をシンプルに言えますか?

会議の目的は、ずばり、「組織的に決定すること」です。

自分が所属するチームで、
何をやるか?
誰が責任者としてやるか?
いつまでに、どんなクオリティーでやるか?
予算はいくらか?
というようなことを決断、決定します。

また、何をやめるのか?
何を改善するのか?
過去、決断したことが継続できているか?
これらのことをチェックし、
問題ある分野に関しては、問題点を改善することを決定します。

こうした、「決定」を組織的におこなうために、
基本的なデータの提供や言語データによる報告が必要となるのです。


すなわち、「決断・決定」が目的で、
「報告、資料、データ」が手段という関係になります。

しかしながら、成果が出ない組織は、
報告や資料作成、資料提出、データ提出が目的となっていたりします。

肝心の決定が無いのです。

「決断・決定」が目的という意識が希薄になり、
報告が目的化することで、ダラダラと長い会議になったりするのです。

会議を開催する前に、目的を事前に明確化する。
そしてその決断をするために必要な資料は事前に配布しておく。
会議に参加する人は、事前にその資料に目を通し、
更に会議の目的を頭に入れておくことで、会議の時間は相当短縮できるでしょう。

ダラダラとした、時間だけかかる会議を皆さんの会社ではしていないでしょうか?
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