久しぶりに京都に出ました。
海外の観光客らしき人はいませんが、
地元の人や国内から来ている人たちで、
それなりに街の中は賑わっていました。
予約していたレストランは、ランチで満席で、
非常に賑わっておりました。
ミシュランの星を取られているお店で、
味も接客も抜群なのです。
来られているお客様の大半はリピーターで、
非常に良い雰囲気の中、食事をさせていただきました。
その後、市内を散策しておりましたが、
観光客向けのお店はガラガラでした。
更に、高島屋などの百貨店の服売り場も
壊滅的なくらい、人がいませんでした。
D2Cというビジネスモデルと比較して
これまでの店頭販売だとコストがかかりすぎる。
だから普段着に関しては、
D2Cで購入することが当たり前になるでしょう。
必需品であれば、
コスパ重視になる人が多いですから、
当然ながら店頭販売だと厳しい訳です。
その一方で、イタリアのこだわりのブランドを
直輸入しているセレクトショップは、お客様が結構いました。
必需品ではなく、嗜好品だと、
コスパ重視ではなく、
ストーリー重視、店員さん重視になるのでしょう。
ビフォーコロナとアフターコロナで、完全に世の中も、
そしてお客様の行動パターンや価値観も変わりました。
ファンづくりをやってこなかったお店は壊滅大変です。
中途半端なコスパで、
必需品や単なるモノ売りをしてきた会社やお店が、
壊滅的なダメージを受けています。
過去の成功事例は、いったん忘れた方が良いでしょう。
今、お客様が求めていることで、
自社でできることは何なのか?
ここを追求していかなくてはなりませんね。