鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4191回】 社員さんが成長する会社

2022年06月21日 | 住宅コンサルタントとして

社員さんが育つ会社と育たない会社。

 

その差は、どこにあるのか?

 

ポイントはいくつかあると思いますので、

ちょっと整理をしたいと思います。

 

まずは採用が重要で、

残念ながら、人として、ビジネスパーソンとして、

常識がない方は成長しませんので、

まずは常識をお持ちの方を採用する、

ということが大切です。

 

常識があるか無いかは、

 

「どういう家庭環境で育ったか?」

「その方の親がどういう教育をされたのか?」

「そもそもどういう親御さんなのか?」

 

を訊くと大体見えてくるかと思います。

 

ビジネスパーソンとして、人として、

常識が無い方を採用してしまうと、

どれだけ環境を整え、組織として力を入れても

成長はしませんので、採用は間違えないようにしたいです。

 

次のポイントとしては、

どれだけ仕事をしやすい環境を

会社側としてつくれているか、ということ。

 

例えば、夏にとても暑く、

冬、メチャ寒いオフィスだと、

仕事に専念できません。

 

汚すぎる環境では、集中できません。

 

また社内の雰囲気が悪く、

組織が分裂していたりしてギスギスしていると、

社員さん側は仕事どころではないですよね?

 

そして最大のポイントは何か?

 

それは、上司がどれだけ部下に時間を割いて、

コミュニケーションを取り、向き合うか、ということ。

 

本気で部下の成長を願って行動できているか、ということ。

 

ただ指示を出すだけでなく、

本人に考えさせるように仕向けたり、

(答えを言った方が早いのですが、それでは考える力が付かない)

セールストークを録音し、後で一緒に聞いたりしたり、

商談前に全ての資料をチェックし、

ロープレをおこなうなど、時間を割いて向き合うことがポイントです。

 

本気で部下と向き合い、良いところを探してあげる。

苦手な面を克服するためにサポートをする。

 

本気で向き合ってくれている上司の姿勢に、

 

「自分が成長して、恩返しをしなくては・・・」

 

と思われるくらいの行動量が必要なのです。

 

社員さんが育つ、魔法は存在しません。

 

社員さんが育っている会社は、

採用、環境づくりをしっかりと取り組み、

その上で上司が徹底的に本気で向き合っているのです。

 

そして若い社員さんが育つことで、

ベテランのケツに火がついて、

組織としても成長していけるのです。


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