各クライアント様にお願いしている、
自社と他社の違いを正確に把握するシートを埋める宿題。
他社のことをどうやって調べれば良いのか、
という疑問をお持ちの会社も多いかもしれませんが、
本気になれば、その手段はいくらでもアイデアとして出てくるでしょう。
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
見事に表の空欄を埋めておられました。
他社の情報を収集し、自社と他社の違いをどうお客様にお伝えすると
お客様に違いを理解していただけるのか?
そこまでしっかりと考えて、課題に取り組んで下さっていることが
こちらにも伝わってきます。
やらなければならないことを理解できていない会社やビジネスパーソンは、
正直、ほとんどいないと思います。
(いたとしたら、退場しなくてはならないレベルです)
でも、やるべきことが分かっていたとしても、
それをどのレベルで真剣に取り組むのかは、
会社や個人にとってあまりに差が大きいのです。
実行力が無い会社は、「どうやったら出来るのか?」ということを考えず、
出来ない理由を数えきれないくらい挙げてきます。
「忙しくて、人が足りなくてできない」
「やろうと思っていたんだけど、急に商談が入って・・・」
「調べる手段が、HPくらいしかなくて・・・」
「手に入れたカタログでは、そこまで書かれてなかったです」
と、こういう理由を挙げてくるのですが、
実行力のある会社がどうやって調べているのか、
ということに興味が無いんですね。
出来ない理由を挙げる会社、経営者、ビジネスパーソンは、
何のイノベーションも起こせないですし、
何の生産性も無いのです。
実行力のある会社は、「どうやったら出来るのか?」ということを
真剣に考え、次々に動くので、進化し続けられます。
情報化社会の今、大抵の会社はどうやったらうまくいくのか、
ということを知ることは可能です。
ですから知っているか知らないか、という部分で差はつきにくいのです。
現代では、やるかやらないか、実行できるかできないかで差がつく時代。
実行力がある会社と無い会社の差は、ハンパなく大きいのです。