鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4193回】 商品だけに投資をしても・・・

2022年06月23日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界あるあるですが、

自社の業績が芳しくなくなってくると、

商品に問題があると勘違いし、

業績不振の度にいろんなFCに加盟したり、

商品パッケージを購入したりするケース。

 

経営者がこの発想しか持てなくなると、

会社の衰退は一気に加速します。

 

商売においては、確かに商品は大切ですが、

商品だけではお客様の心を掴めないからです。

 

エンドユーザーがスマホで情報収集するようになった現代、

商売で大切なポイントは何か?

 

重要なポイントはズバリ、4点。

 

まずは商品。

次に売り場。

そして接客。

最後にマーケティング。

 

この4点において、ライバルに負けていなければ、

集客から契約に至るまでは、ライバルに勝てるでしょう。

 

商品は大切なのですが、

この業界で多いのが、売り場に投資をしない経営者。

 

モデルハウスを建てたり、

ショールームをつくったりするのですが、

数年に1度、改装したり、新しいコーナーをつくったりという

発想が全く無く、年々劣化し、価値がなくなる。

 

そしてまた別のFCに加盟したりする訳です。

 

そして接客を磨く、ということも苦手というか、

常に新しいものにしか目が向かず、

現状の自分たちのレベルを高める、

という部分に意識が向かないので、

周辺のライバル店に接客でも負けてしまい、

衰退していく、ということもよくある訳です。

 

商売で大切なことは、

まずは昨日より今日、今日より明日、

自分たちが進化成長することなのです。


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