鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3333回】 会社の成長と共に変えなくてはならないこと

2020年02月14日 | 住宅コンサルタントとして

企業は成長していくごとに、

組織内のしくみが変わっていかなくてはなりません。

 

社員さんの数が少ないと、

トップの言動を見ているだけで

どういう判断基準を持っておくべきか、

ということを社員さんは理解しますが、

社員さんの数がある一定数を超えてくると、

トップの考えや価値観が伝わりにくくなるのです。

 

だから組織が大きくなると、

考え方や価値判断基準を明文化して、

それを社員さんに配布して、

考え方や価値観の統一をはからなければなりません。

 

「いつも俺、言っているだろう?」

 

では伝わらなくなるのです。

 

そして朝礼や会議などを通じて、

定期的にトップは会社の価値観や考え方を

繰り返し発信していかなくてはなりません。

 

そして社内の各セクションのリーダーも

自部署としてやるべきこと、それから考え方などを

誰もが分かるような分かりやすい言葉でまとめておかなくてはなりません。

 

部署としての目標が明確であったとしても、

それを達成するために具体的にどんなことに取り組むべきなのか、

ということが抽象的だと、チームとして機能しなくなってくるのです。

 

すなわち、人が増えてきて組織が大きくなるほど、

やり方や考え方をわかりやすく文書化したものが必要で、

それの理解度、納得度で成果は変わってくるのです。

 

弊社では、目標を達成するための全社的、もしくは部署的な

やり方、考え方のことを戦略と定義しております。

 

皆さんの会社内では、戦略は明確になっているでしょうか?

 

その戦略は、部署内の皆が理解できているでしょうか?

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【第3332回】 順調な時に次のテーマに取り組む会社が勝つ

2020年02月13日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、絶好調でした。

 

1月の受注、2月の見込みも素晴らしい。

入社3年目、4年目のスタッフさんも

1月2月で3件、5件と順調に成長されていますし、

エース級の3本柱の安定ぶりも健在です。

 

数か月先の受注については、もう何も言うことはありません。

 

それよりも数年先に対して、今からどう手を打っていくか、

ということをご提案させていただいております。

 

数年先のことを考えると、

社員さんの育成、

成長に合わせた出店、

商品開発、

そしてマーケティングといったことが議題となります。

 

若いスタッフさんに成長していただくには、

教育に加え、実戦経験を積んでいただくことが必要なので、

当然ながら組織の成長に合わせ、出店していくということがポイントです。

 

そして市場において競争優位性を保つためには

常に商品を改善していくことがポイントとなりますが、

これについては今、ちょっと調べていることがあって、

数か月先にはひょっとしたらクライアント様に

一気に集合をかけさせていただくようなことがあるかもしれません。

 

更にマーケティングに関して言えば、

面倒で手間と時間がかかることを今、ご提言しています。

 

本当に大変なのですが、

これをやり切ったとすれば、

どの会社も追いつけないところに到達されることでしょう。

 

日本で最も社員さん満足度が高く、

社員さんの育成システムもしっかりと出来ていて、

おもてなし力、人間力も他の追随を許さないレベル。

 

こういうレベルの会社が、今順調にも関わらず、

もっと上を目指して、未来を変える決断を次々に下して、

更に変わり続けていくのです。

 

どれだけ忙しくとも、次々に決断し、実行する会社と、

決断しない、もしくは一応決断するけれど、実行に移さない会社。

 

この差は果てしなく、大きいのです。

 

皆さんの会社は、順調なうちに、

次の一手に取り組むことを決断し、

実行に移せる会社でしょうか?

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【第3331回】 時代錯誤の営業

2020年02月12日 | 住宅コンサルタントとして

私が今、乗っている車のリースアップが間近なので、

近々、車を入れ替える必要があります。

 

昨日、ちょっと車を見に行ってきました。

 

起業して以来、5年満期のリース契約をしてきたのですが、

私自身、車にそれほど乗らないので、5年リースだともったいないし、

そもそも愛着が出てきたタイミングで手放すのも合わないので、

購入という選択をしようと思っています。

 

そこでディーラーさんを2件、訪問してきました。

 

最初にお伺いしたディーラーさん。

 

担当してくれたのは、若い女性スタッフさんで、

こちらの質問にも丁寧に応えてくれたり、

非常に感じが良かったです。

 

ただ、ネットでいろいろと調べると、

この車のメーカーに公取が入りましたし、

登録台数を稼ぐためにディーラーに車を買わせ、

新古車が市場に出まくっている(と言えば、分かりますよね)ので、

価格の暴落がすごいことになっているのです。

 

そこで市場させてもらって、正直に

 

「新古車を探しています」

 

とお伝えし、そのディーラーさんで持っている新古車のリストを

見せていただきました。

 

改めて、このメーカーの車は新車で買うべきではないな、と痛感。

 

その後、別のディーラーさんに行き、

車を見せていただくことに・・・。

 

このディーラーさん、私目当ての試乗車はなく、

中古車を見せていただき、大きさを確認し、

更にはグレードやオプションについていろいろと教えていただきました。

 

ただ、担当された営業マンの男性、

とにかく聞かれたことしか答えてくれない(提案が一切ない)のと、

かなりのオッサンなのに挙動不審な感じで、

 

「ちょっとこの人から買いたくないな」

 

とも感じました。

 

試乗車が無ければ、「是非ご用意させて下さい」と私なら言いますし、

 

「なぜその車を選んだのか?」

「この車はどなたがどういう目的で乗られるのか?」

 

とかヒヤリングしながら、そこでいろんな提案が出来ますし、

お客様との良好な関係も構築できると思います。

 

まあ、試乗もできないですので、お礼を言って帰りました。

 

そして今朝です。

 

玄関のポストを見ると、

昨日お伺いしていたディーラーさんの女性スタッフさんが

直筆の手紙がポストに入っていました。

 

皆さんは、どう思います?

 

私、まだかわいい女性だったから、

気持ち悪いとまでは思いませんでしたが、

これがオッサン営業マンだったら、敢然にドン引きです。

 

というか、未だにこんなストーカーのような営業を

業界として正しいセールスプロセスとして、

若いスタッフさんに実践させているカーディーラーの業界、

終わっていますよね?

 

自分たちの業界の常識を押し通し、

お客様の気持ちを無視しているのは、

服の販売、車の販売など、主に販売の世界が多いです。

 

営業の基本は、お客様が求めていることを

お客様が求めているレベル以上で提供すること。

 

お客様が気持ち悪いとか、引いてしまう対応をしないこと。

 

普通に郵送で送って下さればよいのに、

自宅にその日のうちに来るって、

ストーカー以外のなにものでもないです。

 

こういう時代錯誤の営業スタイルは、

お客様も、そして大切な社員さんにとっても、

何も良いことはないです。

 

皆さんの会社では、お客様に引かれるような対応、

していないですよね?

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【第3330回】 お客様の来場数UPが大半の問題を解決してくれる

2020年02月11日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

お客様の来場数が1年前と比較的して

驚異的にUPしました。

 

その要因は1つではなく、複数ありますが、

認知度UPのためにさまざまな企画を実行し続け、

クチコミが自然発生していくようになった、

ということがあって、その上でWEBマーケティングもはまった、

という感じでしょうか・・・。

 

WEBマーケティングは非常に重要ですが、

WEBだけでは住宅はまだまだダメで、

リアルの認知度UPが欠かせません。

 

そしてこれはいろんなクライアント様にご提言していることですが、

認知度UPのために重要なのは、自分たちの拠点が認知されること。

 

要するに、移動型モデルをコロコロ回すだけでは認知度がUPしないのです。

 

住宅会社として、モデルハウスもしくはショールームの場所が

(もちろん、お客様の目から見て魅力的な建物でなくてはなりません)

お客様に認知されないといけません。

 

これを何回お伝えしても、理解できない経営者もいますが、

お客様に名前と拠点を認知されていない会社が、

単発のイベントを実行しても意味が無いのです。

 

その施設で、女性がたくさん来るきっかけを提供し、

来場された方が楽しんで帰られるような環境をつくると、

認知度が高まっていくのです。

 

こうした面倒で手間がかかることを

昨日、お伺いしていたクライアント様はコツコツと実行された。

 

だから、お客様がたくさん来てくれるようになったのです。

 

そしてお客様がたくさん来場され、商談客数が増えると、

大半の住宅会社の問題は解決していくのです。

 

社内の雰囲気も、営業マンのモチベーションも、

経営陣のもやもやも、大抵のことは解決されるのです。

 

知名度を高め、来場数を高めていくために、

面倒で手間がかかることをやっていかなくてはなりません。

 

企画力と実行力、そしてネットワークを構築していく力が必要です。

 

皆さんの会社は、集客数UPのための基本的なことができているでしょうか?

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【第3329回】 家族揃うだけで幸せ

2020年02月10日 | 人として

昨日は1日、お休みをいただいて、

とても充実した、楽しい時間を過ごさせていただいておりました。

 

次男の誕生日と、

長男が今、お付き合いをさせていただいている彼女の誕生日が、

共に2月ということで、2人の誕生祝いをすることが目的の1つ。

 

そして子どもたち(長男と彼女、次男)の成人になるということで、

記念写真を撮影していただくことと

プロのカメラマンさんに、我が家に来ていただいての撮影をするということが、

もう1つの目的で、皆で集まっておりました。

 

自分用のプロフィール写真を撮る、

という意識がここ10年以上、無かった私も

もちろん撮影していただきました。

 

長男次男が揃っての写真、

長男と彼女が並んでの写真、

一家そろっての写真、

私と家内が一緒に写る写真、

そして調子に乗って長男の彼女と私の2ショットも

リクエストに応えて自宅でたくさん撮影していただきました。

 

その後、長男と彼女、次男と私の4人でボーリングに行って、

夜に京都のお気に入りのレストランに5人全員で行きました。

 

女の子は、ワンコしかいない我が家にとって、

長男の彼女は本当に娘のようで、

もう私も家内もデレデレです。

 

ウチの行事にも嫌な顔一つせず、付き合ってくれて、

もう感謝の気持ちしかありません。

 

我が家の長男も、誕生日には彼女の実家で

先方の家族みんなでお祝いをしてもらったりと、

本当に良いお付き合いをさせていただいております。

 

長男と彼女、若い二人なので、この先、どんなことがあるか、

予想もつきませんが、二人の成長を見守っていきたいと思います。

 

そして家族揃って過ごす時間は、

何物にも代えがたい、本当に楽しくて貴重な時間。

 

長男と次男ともに、我が家を出てからの方が、

家族の絆はより強くなったような気がします。

 

次男は一年間、大学を休学して、

スペインに留学することを決めたようです。

 

子どもたちを応援し、子どもたちの成長を

家内と楽しみたいと思っています。

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【第3328回】 野球型の指揮の時代の終わり

2020年02月09日 | 住宅コンサルタントとして

今の時代、お客様の変化のスピードに

企業やお店がついていけていないことが非常に多いです。

 

もうリアルタイムで市場が動いている感じなんですね。

 

こういう時代に、未だに野球のように

ベンチから監督(社長)がサインを出して

そのサインの指示通りにしか現場スタッフが動かなければ、

お客様に置いてけぼりにされてしまうの、ってイメージできますか?

 

野球は攻撃側と守備側が明確に分かれるから良いのですが、

現代の市場はサッカーのようにリアルタイムで戦況が変わるのです。

 

だから、ベンチからの方針は当然決まっていますが、

戦況に合わせて現場で各自が考えて

動けるようにしないといけない時代です。

 

特に経営者が50代60代の会社の場合、

市場が猛烈に変化していることに気付かず、

未だに全ての決定権を自分が持ちたがり、

全ての意思決定を自分がやっている方もいるかと思います。

 

そういう経営者に限って、

 

「ウチの社員は指示待ちで・・・」

 

なんてことをおっしゃるのですが、

現場のスタッフに任せる部分は任せ

経営者としてもっと長期的なビジョンを持ち、

その実現のために長期的な手を打っていくことの方が

はるかに大切でしょう。

 

戦略は決めますが、実行は任せていかないといけないですし、

現場がやりやすい環境をつくることがトップの仕事です。

 

小さなことまで全て決定を自分がして、

それで満足していませんか?

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【第3327回】 応援したくなるお店

2020年02月08日 | 住宅コンサルタントとして

静岡県浜松市のJR浜松駅構内に、

杏林堂というドラッグストアがあります。

 

先日、杏林堂さんの前を通った時に、

マスクが大量に積まれているのが目に入りました。

 

その価格を見てビックリ!

 

10枚入りがなんと、198円だったのです。

 

数に限りがありますから、お一人様3点限りの購入でお願いします、

というお店からのお願いがありました。

 

私、マスク3点とビールとおつまみ(あたりめ)を購入させていただきました。

 

便乗値上げをいろんなお店やネットで見かけますが、

こういうお店は本当に応援させていただきたくなります。

 

正直な商売をされているのが伝わってくるからです。

 

こういうお店が、仮にちょっと高く値付けをしていたとしても、

既に信用がありますから、いろんな理由があったのだろう、と

個人的に思います。

 

一方、こういう時に便乗値上げをするお店は、

可能な限り、お買い物をしたくなくなります。

 

私、個人的に一生、利用しないと決めているホテルがあります。

 

それは、メディアによく社長が出演している、アパホテル。

 

何らかのイベントなどが入って、

その地域のホテル客室が圧倒的に不足している時、

12㎡の部屋を4万とか5万で販売しているのです。

 

しかも、そういう破格の値付けをして

利益を出したマネージャーを評価する社風なんです。

 

そういうことを知って以来、お客様の足元を見て、

自分たちの利益だけを追求するホテルということで、

一生、利用しないと決めました。

 

アパホテルに泊まるくらいなら、

どれだけ体が疲れていようとも、

どれだけ運賃が掛かろうとも、

エリアを変えて違うホテルを利用させていただくようにしています。

 

お客様の足元を見るような企業・お店は、

一時的に利益を得るかもしれませんが、

長期にわたっては、支持してくれるお客様を減らすのです。

 

正直な商売を心がけたいものですね。

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【第3326回】 商売の基本を忘れていないか?

2020年02月07日 | 住宅コンサルタントとして

商売の結果は、お客様に選ばれる企業、お店であるか否かで決まります。

 

お客様に選ばれ続けた企業・お店が商売を続けていける。

選ばれなければ、市場から退場するのみ。

 

だから経営者は、お客様の価値判断基準や不満、困っていることなどに

関心を持って研究しなければならないのです。

 

こんな当たり前のことを人はいつしか忘れがちになってしまう。

 

いつの間にか、

 

「どうやったらもっと売れるか?」

「どうやったらもっと集客できるのか?」

「どうやったらもっと効率が上がるのか?」

「どうやったらもっと固定費を圧縮できるのか?」

 

と、お客様のことを最優先に考えた発言は影をひそめ、

自分たちのことしか考えていない発言が、社内に蔓延するのです。

 

こういうスタンスで経営していると、

そこで働くスタッフさんはお客様に対して感謝の気持ちが薄くなり、

仕事をこなすようになってしまうのです。

 

数ある会社、お店の中から、

当社を選んで足を運んで下さっていることに、まず感謝しなくてはなりません。

 

そしてそんなお客様に、後悔しないようにご決断いただくために、

いろんなサポートをさせていただき、

いろんな情報を提供したり、

お客様の本音を引き出していかなくてはならないのです。

 

仮に選ばれなかったとしても、

出会えたことに感謝する。

 

一所懸命お尽くししたとしても、成就しなかった場合、

自分の至らなさを教えていただけたと感謝する。

 

こうした謙虚さと感謝の気持ちを持って仕事に取組みつづけると、

なぜかドンドン本人から出る波動が変わって、

魅力的になっていくのです。

 

自分たちの都合よりも、お客様のことを最優先に考える。

 

こうした商売の基本を忘れていませんか?

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【第3325回】 尽くしたくなる人とは・・・

2020年02月06日 | 住宅コンサルタントとして

いろんな情報を知っていることは、大した価値はありません。

 

情報は、ただそれだけでは価値を持たなくなってきています。

 

自分が得た情報を元に、実行し、

成果を出したという事実にこそ、価値があるのです。

 

そんな当たり前のことに、気づかなくてはなりません。

 

もう5年以上前から、インスタグラムの重要性、

インスタ広告のセグメント具合がヤバく、広告効果がある、

ということを伝えてきました。

 

当時からすぐに取り組まれ、年間100組近い来場を

低予算で何年も実現してきたクライアント様もおられます。

 

一方、今頃になって、はじめてインスタ広告に着手しようとする方、

はたまた未だにインスタグラムのアカウントすら作っていない方もいるのです。

 

こういう仕事をさせていただきながら、

自分の仕事の価値は、

提案をすなおに受け入れて、実行して下さるクライアント様次第だ、

と改めて痛感しております。

 

今、私が各クライアント様にご提言している、いくつかの施策も、

すなおにすぐに実行に移して下さるクライアント様は

おそらく限られてくるでしょう。

 

だからこそ、実践して下さる方に

もっともっとお尽くししていきたい、

と思う今日この頃です。

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【第3324回】 士業のレベルの差

2020年02月05日 | 住宅コンサルタントとして

日本人は肩書に弱い民族です。

 

弁護士、会計士、建築士など士とつく肩書の人は、

特別な資格を持つ人だ、と思っていると、

がっかりすることがあるような気がします。

 

いろんなクライアント様の経営者とお話をさせていただく中で、

まったく勉強していないし、

時代の変化についていけていない会計士も多いです。

 

言われたことしかやらない。

自分の顧客のビジネスに適応できる補助金の制度や税制優遇の提案もない。

どう考えても広告宣伝費なのに接待交際費に計上したがる。

 

まあ、勉強していないですし、

気が利かない、サービス精神ゼロなんですね。

 

また、コンサルタントを名乗っている人たちも同じで、

何年も前の事例をいまだに引っ張っている大手も多いそうです。

 

これだけ変化の激しい中、

クライアント様と日々、いろんなことに取り組んでいれば、

さまざまな事例が多々、入ってくるはずなのに、

何年も前の話しかしないのは、まずいですよね。

 

そして最近、非常に感じるのは、

建築士のレベルの差もひどいということ。

 

勉強を継続している建築士と

全く勉強していない建築士が設計する物件では、

基礎や構造躯体に対する無駄が相当あるような気がします。

 

ですから、最終的なコストが全く変わってくるのです。

 

レベルが低い建築士が設計した建物は、

とにかく無駄なお金がかかっているのですね。

 

肩書や過去の経歴なんて、大した意味も価値もありません。

 

常に変化に適応し、時代に必要な勉強を積み重ねた人こそ、

信用に値しますし、組むべきパートナーなのだと思います。

 

皆さんの会社がかかわっている士業の方たちの

レベルは高いですか?

 

冷静な目を持ちたいものです。

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【第3323回】 これからの戦い

2020年02月04日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界の競争は、次のステージに入ったような気がします。

 

意匠性に関しては大半の会社が、それなりのレベルになったかと思います。

 

性能に関しても、建売住宅等を除けば、

ひどいレベルの家を作る会社はかなり減りました。

 

施工精度に関しては、残念ながらひどい会社はまだまだ多く、

急激に多店舗展開している会社に関しては、

品質のチェックもままならず、ひどいクオリティの家も多いとは思いますが・・・。

 

今後、住宅業界でレベルの高い会社は、どういう戦いになるか?

 

それは、コスパを競う競争になるでしょう。

 

意匠性が高くて、性能値も高いのは当たり前。

 

こうした家をどこまで無駄なコストを下げて、

お値打ちな価格で提供できるか、ということ。

 

また、着工前の調査の精度を高めたり、

着工中のミスを減らしたりして、

無駄な出費をどこまで抑えられるのか、

ということも重要でしょう。

 

市場のライバルの仕様や性能、価格と比較して、

コスト面で劣っては、難しくなっていくでしょう。

 

材料や工事の仕入れ価格を見直し、

コストが異様にかかる無駄な設計を辞め、

コストパフォーマンスを高めていく努力が

欠かせなくなっていくことでしょう。

 

ゆえに毎年、コストを数%下げるか、

建物の性能や価値を数%高める努力をやり続けた会社が、

最後には勝つようになるでしょう。

 

コストの競争は、どの業界でも必ずおこります。

 

良い家をつくっているから、ウチは高いんだ、

と言っていては、お客様がついてきてくれなくなるでしょう。

 

次のステージの戦いに、しっかりと備えたいものですね。

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【第3322回】 紙を使ったマーケティングの終焉

2020年02月03日 | 住宅コンサルタントとして

クライアント様の大半が、チラシをほぼ制作しなくなりました。

 

WEBマーケティングのみで、

目標達成に必要な新規のお客様にご来場いただける環境になり、

またそのノウハウもかなり蓄積されてきました。

 

WEB広告の世界では、バナー表示⇒クリック⇒LPと

エンドユーザーは移動してきますが、

LPの簡略化、シンプル化が非常に重要な時代だと思います。

 

このLPも新しい形をつくっていきたいと個人的に思っています。

 

そしてWEBマーケティングにおいて重要なのは、

バナーのデザインやLPの構成はもちろんですが、

個人的には自社のHPとWEB広告とSNSで

同じ内容を発信しておくことだと思っています。

 

LPを見て、LPに予約のためにいろんな情報を打つのは、

ユーザーからすれば、非常に時間が取られることにつながるのです。

 

ですから、いつでもお客様の都合が良いタイミングで

入力できるような環境を

住宅会社側が用意しておく必要があるでしょう。

 

LPに目を通していたお客様が、何らかの事情で一旦スマホを閉じた時、

再び予約をしやすいよう、自社のHPやSNSから簡単に

イベントの予約ができるようにしておかなくてはなりません。

 

更に。WEB広告は急速に動画が中心になってきていますから、

動画制作に対して組織として対応できるようにしておく必要があります。

 

このあたりの話をここ数カ月、ずっとさせていただいております。

 

非常に面倒で、手間がかかることですが、

それに取り組んでやるべきことを実行できる会社が、

最終的に勝ち残ります。

 

時代の変化、市場の変化に合わせて、

自社をつくりかえていきましょう。

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【第3321回】 自社のつよみは何か?

2020年02月02日 | 住宅コンサルタントとして

自社のつよみをつくることは、経営者は常に考えなくてはなりません。

 

同業他社と比較して圧倒的なつよみを持つことは、

お客様に買う理由を提供することにつながります。

 

現代のお客様にとって、選択肢は既に多すぎますから、

何を基準にしてどこに頼めばよいのか、迷われています。

 

ゆえに、お客様に買う理由を提供しなくてはなりません。

 

皆さんの会社の、競争優位性は何ですか?

 

真のつよみは何ですか?

 

 

先日、あるクライアント様から、相談をいただきました。

 

「申し込み後のキャンセルが立て続けに発生しました。

何をどう改善すれば良いですか?」

 

という内容でした。

 

私自身の考えをお伝えするだけでなく、

今、現場でこうした課題に向き合われている、

信頼できるクライアント様のアドバイスもあった方が、

クライアント様にとっては良いだろうな、と思いました。

 

そこで、経営力抜群で業績が絶好調、

しかも信頼できるクライアント様の社長やマネージャーに、

LINEで相談しました。

 

当然、今も絶好調ですから、非常にお忙しいに決まっています。

 

そんな中、相談してからすぐに、

しかも非常に詳細に、自社の考えをまとめて回答していただけました。

 

どれだけ人間力が高いんだ!って私、猛烈に感動しました。

 

急な依頼に、即、しかも非常に丁寧に対応していただける、

人間力抜群のクライアント様たちと

ご縁を頂戴できていることに、心から感謝です。

 

と同時に、間違いなく言えることは、

日本トップクラスの実力と人間性を有する、

素晴らしいクライアント様たちとご縁をいただいていることこそ、

我が社の固有のつよみだな、と思います。

 

自社のつよみを理解し、

分かりやすくお客様にお伝えする。

 

自社のつよみ、まとまっていますか?

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【第3320回】 愛妻の日

2020年02月01日 | 人として

1月31日は、「愛妻の日」だそうです。

 

私、クライアント様のスタッフさんで、

最近入籍された方とその会社の社長と3人で

食事をいただいておりました。

 

食事終了後、電話で日頃の感謝の気持ちを伝えると、

 

「別にいいし」

 

と、かなり冷たい対応でした(汗)。

 

日頃、どのように自分のパートナーに

感謝の気持ちを伝えていますか?

 

人間、完璧な人はいない。

 

一緒に生活していれば、

いろんな部分で自分の価値観と違うところが気になったり、

時にはいろいろとぶつかったりするでしょう。

 

でも、結婚とはそもそもそういうものだと理解しておけば、

長い年月の中で相手を受け入れられるようになるのです。

 

我が家の場合で言えば、最初のぶつかりは、金銭感覚の違いでした。

 

良い家柄の家内と、庶民出身の私。

もう金銭感覚が違いすぎました。

 

当初はお財布は全て家内に預け、

やりくりをやってもらっていたのですが、

それなりに稼いでいたつもりでしたが、

まあ、お金をやりくりするのがうまくなかったんですね。

 

そこでぶつかることもしばしば。

 

そこで、私が家計を全てやるようになり、

必要な生活費を渡すようになって、

自分のイメージ通りに家計が回るようになりました。

 

そしてコンサルタントに転職をして、

私が年中、仕事ばかりして、家にも帰らず、

子育てに全くタッチをしない日々が続く中、

一切文句も言わず、大量の洗濯物を帰宅後にやってくれたりと、

本当に支えてもらい、仕事に打ち込める環境をつくってもらいました。

 

更に起業独立し、クライアント様にお中元やお歳暮をお贈りしたり、

モデルハウスOPENに合わせてお花をお贈りしたりする際、

家内のセンスに相当、助けてもらっています。

 

芸術に興味など全く無かった私が、

器を買い付けにいったり、美術館に絵を見に行くようになったのも、

家内の影響です。

 

起業して、今の環境になって、

家内のありがたみを本当に実感しています。

 

1日遅れですが、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 

皆さんは、自分のパートナーに感謝の気持ちを伝えましたか?

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