鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4855回】 旅の魅力

2024年04月15日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様に新事業・新商品・新サービスを提案するため、
また住宅事業に活かせるアイデアの収集のため、
私たちはいろんな地域のいろんな業種の調査を
起業以来、ずっと続けています。
(もちろん、住宅会社の調査も続けています)

いろんな地域の、いろんなお店に行くと、
本当に素敵な出会いがあり、
なぜこのお店に地元の方が殺到しているのか、
ということを分析することで、住宅業界にも活かせる。

だからこれからも調査の頻度は、下げません。
というか、可能な限り、もっと行きたい。

先日も、気になる金沢のパン屋さんがあったので、
家内と行ってきました。

その日は朝から兼六園の桜を見に行き、
桜の写真を撮りまくっていたのですが、
朝だけで7キロ以上歩き、
目的のパン屋さんに着く頃には
お腹がペコペコになっていたのです。

そのパン屋さんのOPEN15分前から並び、
無事一番にお店に入り、パンを10点ほど購入し、
お店の近くのベンチに座って食べました。

店主の女性はとても感じの良い方だったのですが、
その方と同じようにやさしい味で、
あまりに美味しくて、ペロッと2個を完食。

で、20分後にもう一度そのお店に戻ったのですね。

すると女性の店主が「お帰りなさい」と
満面の笑顔で迎えて下さったのです。

もう、感じ良すぎです。

そしてあまりに美味しかったカヌレとレモンケーキを追加購入し、
会計を済ませ、お店を出る際には、「お気をつけて!」と
おっしゃってくださいました。

この店主のお人柄、やさしさに、
金沢に来たら、また来たいと思うのです。

また市内を散策していたら、
古民家を改装した、とても素敵なおにぎり屋さんを発見。

能登で塩をつくっている会社が経営する
おにぎり屋さんだったのですが、
店舗の外観も内観もメチャイケてました。

古民家なのにも関わらず、
インテリアがグレーを使った和モダンに仕上げていて、
更に照明の入れ方も素敵すぎて、
思わず写真を撮って良いですか、と質問したら、
店員さんも快諾して下さったのです。

で、写真を撮らせていただきながらわかったのですが、
2023年いしかわインテリアデザイン賞で
表彰されているではありませんか!

このおにぎり屋さんのスタッフさんも
本当に感じが良くて、また訪れたいと思いました。

旅。

普段、生活している場所と違う土地を訪れると
いろんな出会いや発見があります。

そこで得られた経験や知識が、
いつか過去のそれとつながって、
ビジネスや人生の壁を乗り越える時のヒントになったりするのです。

だから旅は止められない。

今年も来年も、いろんなところを訪れたいと思います。
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【4854回】 一流と1.5流の差

2024年04月14日 | 住宅コンサルタントとして
ありがたいことに、
全国あちこちに行かせていただいてますので、
全国の美味しいお店を食べ歩いております。

料理の世界に関しても、
料理人さん同士の交流も深まり、
技術は昔に比べればオープンとなり、
美味しいお店は確実に増えています。

有名なお店、ミシュランの星を獲得しているお店と
いろいろ通わせていただくと、
料理人さんの格が見えてくることがあります。

そのポイントは大きく分けて2点。

まずは、道具を大切に扱うかどうか、ということ。

包丁や菜箸など、料理人さんは道具を用いますが、
その道具を手に取ったり、置いたりする際の所作が、
一流と1.5流では明らかに違います。

私がこの所作に関して、本当に美しいと思うのは、
札幌の鮨みや川さんの大将です。
(しばらく行けてませんが・・・)

道具の扱いが本当に丁寧で、
人柄がそういう部分に出るんですね。

立ち姿や指先まで本当に美しく、
味はもちろん最高なのですが、
その所作をアテにお酒がすすみます。

一方、1.5流の料理人さんは、
味は美味しいのですが、
道具の扱いが雑なんですね。

菜箸を置くときや包丁を置くときに
所作が荒々しいのです。

そしてこういう料理人さんのお店は、
スタッフさんが総じて細かな気配りが出来ていなく、
味は美味しくとも、また行きたいとは思えないんです。

そして2点目は、道具や小物のセンス。

先日、とあるお鮨屋さんに家内と行きましたが、
そこのお店では、カニ味噌のソースや葉っぱものなどが
プラスチックのタッパーに入っておりました。

そのタッパーがお客様である私たちに見えるのです。

また違う和食屋さんでは、
サランラップやみりんの瓶なんかも丸見えなんですね。

一方、私たちが通い続けている、
京都の名店の東山吉寿さんや料かわしまさんなんかでは、
絶対にタッパーとかはお客様に見せません。

ソースやからすみなどは、
全て品のあるガラスの器に入れられていたりと、
お店に入ってから出るまでの間、
現実的なモノは絶対に見せません。

そう、まるでディズニーランドのような感じなのです。

料理人さんの差って、こういう部分に出るのです。

そして私は何が言いたいか?

営業や設計なども、こういう部分で差が出る時代である、
ということです。

細かな部分までこだわりたいものです。
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【4853回】 人間性でしか選ばれない時代

2024年04月13日 | 住宅コンサルタントとして
これだけ情報が簡単にスマホで手に入る時代となり、
知らないことを教えてくれる営業マンの価値は
残念ながら下がりに下がりました。

今、家を建てようと本気で検討されている方は、
それなりの所得を得ている方たちです。

当然ながら、高い収入を得られる方ですから、
相対的に頭が良い方が多い訳です。

だから自分が知りたい情報は、
スマホを駆使し、大体調べておられる訳です。

「いろんなことを教えて差し上げますよ」
という営業マンの価値は下がっていく訳です。

経験と知識が豊富なだけでは、
通用しなくなってきているのですね。

では、お客様はどんな営業マンを求めているのか?

答えはとてもシンプルで、

「私たちのやりたいことを理解してくれる」
「私たちが何を求めているのか、引き出してくれる」
「それらを理解した上で、プロとして予算内に収める方法であったり、
もっと良くなる提案をしてくれる」

ということです。

もうちょっと違う言い方をすれば、

「自分の知識や考えを押し付けてくる営業マンは嫌い」
「こちらの要望に耳を傾けず、自分が言いたいことを
一方的に言ってくる営業が嫌い」
「聞いているフリはしているが、共感もなく、
プロの提案も無い営業とは会っている時間が無駄」

ということです。

お客様が求めていることが提供できない営業は、
オッサンであれ、若い営業であれ、選ばれません。

「自分はワークライフバランス重視で、
残業はしたくないし、休日は絶対休みたいんです」
「私はこういう人間だから、自分のスタイルを変えたくありません」

と、自分の我を通したい営業もいるでしょうが、
まあ能力も経験も無いのにこういう価値観だと
お客様に選んでいただくことは難しいでしょう。

自分の価値観よりも、お客様のお役に立ちたい。
お客様に貢献したい。
お客様に家づくりで成功し、幸せになってもらいたい。

とお客様目線で物事を考え、
自分の価値観を変えていける営業は人間性が高いです。

そしてこういう人間性がお客様にちゃんと伝わり、
お客様から評価され、選ばれるようになっていくのです。

年配だろうが、若手だろうが、男性だろうが、女性だろうが、
お客様の目線で、自分たちのために一所懸命頑張ってくれる、
そんな営業マンにファンがつくのです。

桔梗は人間性なのです。
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【4852回】 凡人はマーケットイン

2024年04月12日 | 住宅コンサルタントとして
自分たちが良いと思うものを商品化し、
販売していくスタイルを「プロダクトアウト」といいます。

一方、市場や顧客が何を求めているのかを調べ、
市場や顧客のニーズに合った商品を商品化し、
販売しているスタイルは、「マーケットイン」といいます。

プロダクトアウトがうまくいくケースは、
大きく分けて2つあると個人的に思っています。

1つは、開発する責任者が猛烈にセンスと才能があること。

世の中に革命をもたらす商品、
例えばiPhoneなんてマーケットインでは生まれていません。

天才スティーブジョブズの感性があってこそ、
iPhoneが生まれた訳です。

そしてもう1つは、人口増で需要が上昇し続け、
それに対し供給が追い付かず、
とにかくドンドン商品をつくれば売れる時代。

こういう時代だと、市場調査をやっている時間があれば、
商品を次々に開発し、販売していった方が売れますよね?

その逆に、市場が成熟したり、市場が縮小していく中で、
センスが無いオッサンがプロダクトアウトで商品をつくると、
もう完全に自滅します。

思いっきり外しまくります。

自殺行為です。

ターゲットを絞り、
そのターゲット層が何を求め、
何に価値を感じるのか?

どういう手段で情報を収集するのか?

こういうマーケットインの発想で
商品を開発し、マーケティングをおこなっていく。

ウルトラ大ヒットは難しいかもしれませんが、
思いっきり外すこともありません。

堅実にビジネスを展開していけます。

私、この仕事をさせていただいて19年になりますが、
今も昔もずっとマーケットインの発想です。

自分が凡人だと分かっているからです。

プロダクトアウト発想でやっていいのは、
最高レベルのセンスを持っている天才のみ。

凡人こそマーケットインなのです。
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【4851回】 お金とビジネスの知識

2024年04月11日 | 住宅コンサルタントとして
4月となりました。
クライアント様にも新入社員さんが入社されています。

学生から社会人になりたてのスタッフさんには、
学生と社会人の違い、プロとアマの違いについて、
早い段階でお伝えさせていただくようにしています。

そしてこの先、日本はどうなっていくのか?

そこを予測し、今からどんな準備をした方が良いか?

ビジネスパーソンとして一流になるには、
若いうちにどういう習慣を身につけておくと良いか?

大切な家族やパートナーを守っていくために、
どういう力を身につけなくてはならないか?

こういうことをお伝えさせていただき、
新人さんの反応を見ると、

「今までそういうことを考えたこともない」
「誰からも教えてもらっていない」

というリアクションがほとんどです。

二極化がますます進む中、
DX、AI、ロボット技術の向上により、
難易度があまり高くない、作業レベルの仕事は
人の手から離れていきます。

ただ言われたことしかやれないビジネスパーソンの需要は、
年々縮小していくのです。

当然ながら、付加価値の高い仕事ができないビジネスパーソンの
稼ぎは少ない訳ですね。

こういう現実を日本社会では、子どもに教えない訳です。

家を購入できるのは、ある一定以上、
社会で成功し、稼いでいる人しか物理的に無理であり、
そういう方に選ばれる営業マン・建築士になるために、
今からどんな準備をしなくてはならないか?

こういうことをお伝えさせていただきました。

どういう人生を歩むかは、本人が決めることですが、
これからの時代、上手に生きていっていただけるよう、
オッサンからの小言を定期的にお伝えしていきたいと思っています。
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【4850回】 質問大歓迎

2024年04月10日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は本当に嬉しいことがありました。

お伺いしていたクライアント様に
半年近く前に入社されてきた、
業界未経験の若手営業さん。

イケメンですし、声もいいし、
人間的にも魅力的だなぁ、と思っていたのですが、
営業研修の最初の休憩時に
今、店で競合が頻繁に発生し、
どう対応するのが良いのか、
ということを質問しに来て下さったのです。

もう本当に嬉しいことです。

もちろん、私だったらこう対応する、ということを
具体的トークを交え、お伝えさせていただきました。

そしてその次の休憩時にも、
そのイケメンがまた来て下さって、
今度は研修でお伝えした内容について、
質問をして下さったのですね。

もう私、本当に感激しました。

質問って、問題意識を持って真剣に聴いていないと
正直、できないと思うのですね。

問題意識が無い人の場合、
研修の内容は、ただ自然と耳に入ってきているだけであることが多く、
おそらくそういう方は聞いて終わりなのです。

問題意識を持って聴いて下さっている場合、
インプットしたことをどうアウトプットするのかを考えたり、
自分が実際に最近会ったケースに当てはめて考えるのですが、
こういう聴き方をされている方こそ、
具体的に良い質問ができるのです。

そうなんです、
そのイケメン、良い質問をして下さるのですね。

こういう方、私、もう本当に大好きですし、
可能な限り時間を割いて、ドンドンお伝えしたくなるのです。

イケメンであり、
聴く姿勢も素晴らしく、
問題意識もしっかりと持ち、
アウトプットする気が満々。

絶対に成長するに決まっています。

こういう未来ある方を心底、応援したい。
成長していただきたい。

人生の半分近くは仕事をして過ごす訳です。

仕事が楽しく無ければ、人生も楽しめない。

そして仕事が楽しいか否かは、
成果を出せるかどうかが重要で、
成果が出なければ、仕事が楽しくならないのです。

こういうスタンスの方は成長されますし、
何より皆が応援してくれるようになるので、
成果を出し続けることができるようになるのです。

成果を出し続けられるようになって、
仕事を楽しみ、人生も充実させていただきたい。

そんなことを勝手に思っています。
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【4849回】 セミナー申込初日で、45%埋まりました

2024年04月09日 | 住宅コンサルタントとして
7月16日(火)に東京国際フォーラムで開催予定の
高森勇旗様と伸び率ナンバー1営業マンに登壇していただく、
スペシャルセミナーの申込が昨日よりスタートしました。

弊社のクライアント様に対し、
まずは案内をさせていただきましたが、
昨日の朝からお申込みがドンドン入り、
定員の45%が初日に埋まりました。

案内が届いて即ご決断いただいたクライアント様が多く、
その大半が午前中だったのですね。

このスピード感が本当に素晴らしい!

仕事ができる人になるための基本ですね。

コロナ禍の期間は、
こうやって公にセミナーを企画していなかったので、
まあ本当に久しぶりなのです。

起業した1年目の2011年に、
某ハウスメーカー日本一の営業マンを講師にお招きして
東京で開催したセミナーを皮切りに、
世界的和紙デザイナーの堀木エリ子さん、
ABCクッキングスタジオ創業者の志村なるみさんと
過去3回、セミナーを開催してきました。

志村なるみさんセミナーは2014年ですので、
今回、なんと10年ぶりということになります。
(その間は、クライアント様限定で、
情報交換会や視察ツアーはおこなってきました)

あまりにも期間が空いたので、少し不安でしたが、
初日からたくさんのお申込みをいただいて、
本当にホッとしております。

また申込時に嬉しいお言葉もいただき、
企画させていただいて良かったと思うと同時に、
自分はなんて素敵なクライアント様に恵まれているのだろう、
と感謝の気持ちで満たされました。

心より御礼申し上げます。

クライアント様が超一流のビジネスパーソンから直接学べ、
成長できるような企画を年1くらいの頻度ではやっていきたいと
今回、改めて思いました。

皆で学び、成長していきましょう!
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【4848回】 大手の安心感とは何かを理解する

2024年04月08日 | 住宅コンサルタントとして
我が家の冷蔵庫が、
1年ほど前から冷凍庫に霜が大量につくようになり、
冷凍庫内のプラスチック製の引き出しも割れたので、
買い換えようという結論が出たのが1か月前。

更に洗濯機の脱水時に変な異音がするようになってから、
数年が経過しておりました。

子ども達も巣立ったこともあり、
冷蔵庫と洗濯機を買い換えようと決断したのが2週間前。

最初は価格.COMで
お安いお店から買おうと思いましたが、
搬入と設置が大変な商品であり、
変な配送担当者に来られても不安だね、
ということになりました。

パソコンやプリンター、テレビやコーヒーメーカーなどは
100%価格.COMで検索して購入するのですが、
冷蔵庫と洗濯機、エアコンなど材工が伴うものに関しては、
やはり顔が見えないところで購入するのに、
リスクを感じました。

配送担当者の方は当然ながら自宅に入られます。
なので、やはり信頼できる(と自分たちが思える)お店で
購入した方が安心できると思い、
結果、ネット通販ではなく、ヨドバシカメラ京都店で購入することに。

私、全国あちこち行く中で、いろんな家電ショップを見ましたが、
冷蔵庫の品揃えは私が行く中では圧倒的でした。

更に店員さんも感じの良い女性で、
価格交渉にも応じていただきました。

で今回の冷蔵庫・洗濯機購入に関して、
消費者の立場で大手に対する安心感を改めて感じました。

大手ハウスメーカーに行ってしまうエンドユーザーの気持ちが、
正直、はじめて分かりました。

家づくりは失敗できないですから、
安心できる業者に行きたくなるのでしょう。
(住宅業界に関しては、大手だから安心、ってことは無いんですが、
はじめて家を建てる方には、そういった部分は分からないでしょう)

だから地元密着型の住宅会社は、
自分たちがどういう考えで、何にこだわりを持って
家づくりに取り組んでいるのか、ということや、
どんなスタッフが働いているのか、という部分を
しっかりと発信して、安心していただく必要があるのです。

こういう基本的な消費者心理を
家電購入を通じて再認識できました。

良い経験でした。
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【4847回】 AIとロボットとDX化により、付加価値の低い仕事は激減することを理解する

2024年04月07日 | 住宅コンサルタントとして
技術の進化のスピードがますます加速してきたように感じます。

先日、とあるパン屋さんに行って驚いたことがありました。

これまでのパン屋さんだと、
店員さんが1つ1つを確認し、それをレジで入力する。
そして金額をお伝えし、お金を預かってお釣りを渡す。
そうしたやり取りしながらパンを袋に入れる、という感じでした。

お客様が10点程度のパンを買うと
そのお客様を捌くのに2分以上かかってしまってました。

ところが最新のシステムだと、
トレイをレジの上に置いた瞬間に
AIがパンの形状から瞬時に金額を提示し、
自動レジやQR決済でお客様が会計を済ます。

店員さんはお客様がパンをレジに置いた瞬間から
袋詰めがスタートできるので、
10個お買い上げのお客様でも1分以内に終わる、
という感じなのですね。

また今朝のがっちりマンデーでは、
コンビニに設置した場合に
お客様が手に取った商品をAIが認識しており、
レジの前で瞬時に会計が表示されるシステムが
紹介されていました。

レジで1つ1つ、バーコードで読み込まずとも
瞬時に会計ができるのは、
全ての什器に重さを感じるセンサーが設置されていて、
かつ店内にカメラがたくさんあり、
その画像をAIが解析しているので、
どのお客様が何を手に取ったのかが分かるとのこと。

こうしてコンビニやスーパーのレジ打ちの仕事も
無くなっていくのでしょう。

今はどの業種も人手不足で困っていますが、
例えば車の自動運転が普及し、
ドローンも普及すれば、
車やトラックの運転手の仕事の大半は不要となります。

住宅業界でも発注書、請求書がDX化により、
必要な経理担当者の数が激減していますし、
各建築現場にカメラを設置すれば、
監督が現場に行く必要性が減少するので、
より少ない人数で現場管理ができるようになってきています。

現状から問題点を発見し、
より良くなるように改善ができたり、
新しい発想でより良いしくみを構築できるような、
付加価値の高い仕事が出来る人は、
この先も会社から必要とされ続けるでしょうが、
単純な業務しかできない、という方は、
AIとロボットとDXの進化により、
必要とされなくなっていくことでしょう。

付加価値の高い仕事ができるようになるには、
いろんなことをインプットし、学び続け、
人としての魅力を高めていかなくてはなりません。

そういう耳の痛いことを言う人が、
ドンドン減ってきているような気がしますし、
また何かあるとハラスメントだとか、
面倒くさい時代です。

ということで、第三者の私が、
こういう面倒で耳の痛い話をクライアント様の若手スタッフさんに
今後も言い続けていこうと勝手に思っております。

結局人から必要とされなければ稼げないし、
稼ぎが悪いと愛する家族を守れない、
ということもガンガン言っていこう!
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【4846回】 成長率ナンバー1の営業マンとの会話

2024年04月06日 | 住宅コンサルタントとして
7月16日のセミナーで、
高森勇旗様と共に登壇していただく、
2023年度、弊社のクライアント様の全営業マンの中で
成長率ナンバー1の営業マンの方がいるクライアント様に
昨日、お伺いしていたのですが、
空港までの帰路、なんとその営業マンに送っていただきまして、
空港までの道中、車の中でいろんなお話ができました。

1対1でじっくりお話したのは、はじめてかもしれません。

このような機会を設けて下さった、
クライアント様の役員の皆様、
本当にありがとうございます。

2023年度、なぜこんなにブレイクできたのか?
日頃から心がけていることは何か?

そんなことをいろいろインタビューさせていただいておりました。

この営業マンK氏の取り組みについては、
セミナー当日、ご本人から直接、講演していただくので、
ここではその内容を割愛いたしますが、
とにかくKさんご本人がこだわったのは、「量」だと。

お客様との商談前の準備を誰よりもしっかりと行い、
日々の業務も誰よりもやった、と。

必然的に自分が一番遅くまで仕事をする日が多くなったが、
若いうちに量をやっておかないと、と思ったとのこと。

仕事に関して言うと、
方向性さえ間違っていなければ、
量稽古は絶対に裏切らないのですね。

そこに気づき、実践されたからこそ、
2023年度、あれだけ素晴らしい結果を出されたのでしょう。

そして何より、会話をしていて本当に気持ちが良いのです。

一流の気配りができる、
一流の方と会話した時の感覚を
このK氏から私自身、感じました。

こういう会話が出来る方が
多くのお客様から選ばれるのは必然です。

高森勇旗さんの他に、
この超優秀な営業さんのお話も聴けるスペシャルセミナー、
ご案内を週明けの月曜日には、
各クライアント様に発送させていただきます。

先着100名ですので、お早めにお申し込みを!
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【4845回】 今、成功しているやり方も、いずれ通用しなくなる

2024年04月05日 | 住宅コンサルタントとして
来場されるお客様のほぼ全員が絶賛し、
「このまま建てたい!」と言って下さるモデルハウスを持つと、
住宅会社の業績は間違いなく上がります。

お客様の評価が高いので、
自社のモデルハウスがイケてると思い、
しつらえを変えたりリノベをせずに月日が経過する。

すると徐々に来場数が減ってきているものの、
来場されたお客様が言って下さる
お褒めの言葉を鵜呑みにする。

そして気づけば来場数がかなり減っており、
この集客数だとちょっとやっていけない現実を理解する。

こうなっては、
業績をもとに戻すのにかなりの労力を必要とします。

どんなに素敵なモデルハウスでも、
どんなに成功している集客手法でも、
どれだけうまくいっている営業手法でも、
それが永遠に上手くいくことはありません。

その理湯は、皆さんなら当然理解されていると思いますが
顧客が価値を感じることも、
市場そのものも、
ライバルのレベルも常に変わっていくからです。

市場の変化に合わせ、
自社の商品やマーケティング、営業手法を
つねに変えていく必要がある訳ですが、
現状、うまくいっていると、変わろうとはなかなか思えないのです。

この変わらない決断が、次の不調の原因となったりするのです。

今、自分たちの商品やマーケティング、営業手法が
市場のお客様に合い、結果が出てるとしても、
それは長くは続かないと思った方が良いでしょう。

そしてうまくいっている時ですら危機感を持ち、
次々と柔軟に変化できる会社が、勝ち続けるのです。

うまくいっているときこそ、
危機感を持って変化に適応していきたいものです。


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【4844回】 お客様に合った提案ができるか?

2024年04月04日 | 住宅コンサルタントとして
現代もこの先も、
商品では差がつかなくなっていくので、
接客力・おもてなし力で、
そして最終的には人間力で
ライバルに差をつけなくてはならない時代となっています。

私はもう10年以上前から、

「おもてなし力で差をつけましょう!」
                                                                                                  
ということを言い続けてきています。

そしてクライアント様に、
一流のお店で一流の接客を受け、学びましょう、
ということをご提案させていただいております。

自分がされて嬉しいことを
お客様にして差し上げることで
自分に感性が似たお客様の満足度が上がるからです。

こうして少しずつ、価値観が合うお客様を増やしていき、
良いコミュニティをつくることで商売がやり易くなるのです。

ということで、一流の接客おもてなしを
顧客の立場で体験しましょう、ということを
クライアント様のスタッフさんにおススメしている訳ですが、
先日、とあるクライアント様で非常に感度が高い、
20代の優秀なスタッフさんから質問をいただきました。

「県内でここの接客を受けておいた方が良い、
とおススメできるお店を教えていただけませんか?」

という、そのスタッフさんの質問に対し、
私、即答できなかったのです。

クライアント様のある県内で、という言葉に思考が支配され、
柔軟におススメのお店の記憶を辿れなかった、というのが一つ。

あともう一点は、接客おもてなしが素晴らしいお店、と聞いて、
自分の頭の中に出てくるのが、高級店ばかりだったからです。

で、最終的に私がおススメしたのが、
県内の高級フレンチのお店だったのですね。

20代の方が気軽に行けるお店では無い訳です。

私、猛烈に反省しました。

と同時に、自分の引き出しの少なさであったり、
自分の言語理解能力や発想力の低さを痛感しました。

勉強好きで、成長意欲のある若い方が、
素晴らしい質問をして下さっているのに、
その方がすぐに行動に移せるお店を思い浮かべなかった自分は、
全くの発想力不足だし、引き出しが少ない、と・・・。

次回、お会いした際に、最適な提案ができるよう、
ちょっと自分自身の行動を変えていきます。

未来ある若い方が成長しようとされているのを
本気で応援し、少しでもお役に立てるような提案を
どんな時でもできるよう、自分を鍛えていきたいと思います。

自分の未熟さを教えていただけた出来事でした。
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【4843回】 売れまくっている営業マンほど休んでいない

2024年04月03日 | 住宅コンサルタントとして
どんな人生を歩むのか?

それを決めるのは自分自身です。

周囲の方や世間に迷惑をかけていなければ、
また法を犯していなければ、
どういう生き方をするのかは
自分が決めれば良いのですが、
私が知っている限り、売れまくっている営業マンは、
本当に休んでいません。

休まずに仕事をしていますが、
悲壮感とか疲労感なんて微塵も感じさせず、
むしろ楽しそうに仕事をしています。

たくさんのお客様に頼りにされていて、
お客様の要望を実現するために仕事をしているのですが、
量をこなすことで精度も上がり、知識もつくので
ますます素晴らしい営業マンとなっていきます。

会社からもお客様からも、
そして不動産会社さんや金融機関さんからも一目置かれ、
充実した人生を送っていくのです。

一方、若くしてワークライフバランスが重要だと思い、
しっかりと休みを取得し、オフを充実させる。

勤務時間以外は仕事せず、勉強もしない。

仕事に関しては、
怒られない程度に結果を出せれば、それでいい。

こういう、今、自分が楽することしか
考えらないスタンスの営業マンは、
残念ながら魅力的では無いし、
お客様から応援されることも無いでしょう。

そして仕事に関しては量をやっていないので、
仕事ができるようには成長していかないのです。

20代、30代前半のうちはまだ必要とされますが、
40代、50代となるにつれ、
誰からも必要とされなくなるのです。

社会の役に立つ、とか、
会社やチームの役に立つ、という気持ちはほぼ無くて、
自分の人生を充実させることしか頭にないオッサン、オバハンを
誰が必要と思ってくれるのでしょう?

そういうことが見えていないのですね。

今、努力をしていないことの帳尻は、
長い人生の後半でちゃんと合うようになっているのです。

仕事に対する姿勢を若いうちに考えたいですね。
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【4842回】 高森勇旗様講演会の日程および会場が決定

2024年04月02日 | 住宅コンサルタントとして
今、私がお会いしていろいろと学ばせていただきたい方がお二人、います。

一人は、島根県の大森から全国に展開している、
群言堂の創業者、松場登美様。

そしてもう一人が、名著「降伏論」の著者である、
元プロ野球選手でビジネスコーチの高森勇旗様。

お二人とも、私自身がお金と時間を使ってでも
お会いして学ばせていただきたい、と心から思う方たちですが、
その高森勇旗様の講演会の日程、および会場が決定しました。

日時は7月16日(火)。
時間は13:00~17:00です。

会場ですが、東京国際フォーラムで決定いたしました。
(会場の争奪戦を制しました)

有楽町駅から徒歩1分。
東京駅から徒歩5分。

会場は他にもいろいろあったのですが、
全国から参加されるのでアクセスを重視したかったので、
昨日まで他の会場を取らなかったのです。

東京国際フォーラムさんの7月の会場予約開始が、
昨日の4月1日スタートだったので、
家内に頑張って即動いてもらいました。

高森勇旗様とは一度、Zoomにて打合せをさせていただきましたが、
もう本当に聡明で、仕事が出来るオーラが全開でした。

発する言葉がとにかく分かりやすくて簡潔で、
こちらの心に響いてくる感覚だったのですね。

この数年、住宅業界は勝ち残りをかけて、
最後の厳しい戦いを勝ち抜く必要がありますが、
そのためにはドンドン学んでいかなくてはなりません。

学ぶ上で、マインドがすなおになっていなければ、
どんな方からどんなことを学んでも、
その本質を習得することは無理なのです。

またもう一人、スペシャルゲストをお招きしております。

2023年、弊社のクライアント様の全営業マンの中で、
最も成長され、圧倒的な結果を出された、
成長率ナンバー1の営業マンにも講演していただきます。

ということで、7月16日は全2部構成となっていて、
司会はもちろん、私がつとめさせていただきます。

案内は今週末に制作し、
クライアント様や勉強会のメンバーには
週明けに届くようにいたします。

定員120名ですので、お早めにお申し込み下さいませ。

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【4841回】 推し活

2024年04月01日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様のスタッフさんとお話をさせていただくと、
ジャニーズだったり韓流アイドルのファンの方は、
推し活をされている比率が結構高いと感じます。

個人的にアイドルや芸能人の方に、
昔から全く興味が無いので、
推し活をされる方の気持ちや価値観が
全く分からなかったのですが、
クライアント様のスタッフさんから、

「鬼山さんも好きな料理人さんを応援したいと、
そのお店に通ったり、
そのお店のお弟子さんが独立したら行きません?
それも推し活ですよ」

と指摘をいただき、思いっきり腑に落ちました。

私、アイドル・芸能人の推し活はゼロですが、
料理人さんの推し活やメチャ、やっています。

ちなみにアイドルの推し活をされている方は、
そのアイドルの方のインスタライブを見たり、
メンバーが出演していたドラマのロケ地を回ったりするのが
たまらなく楽しいそうなのですが、
私自身も好きな料理人さんがお店で使われている、
器の作家さんを訪問したり、
その料理人さんがプライベートで通われているお店にも
行かせていただいたり、と似たことをやっています。

完全なる推し活を自分もやっているのです。

好きになった方の行動を真似たり、
その方に影響を与えた場所や本を教えていただいたら、
同じ体験をしたい、と思う方がある一定数、いるのでしょう。

ということは、住宅業界の営業マンや設計士も
お客様から推し活のようなをされるようになったら、
ビジネスとして理想的な展開になると思うのですね。

自分がハマっていることであったり、
自分が愛用しているモノであったり、
自分が足繁く通っているお店なんかを
お客様にお伝えしたとして、
お客様が実際に自分と同じ行動を取っていただけるか?

それが自分自身がどの程度、
お客様に信じていただけているかの
バロメーターになるのかもしれませんね。
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