長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

般若君がやってくる。

2007-05-23 09:12:47 | Weblog
25日(金)の夕方7時から、般若君を囲んでオープニングをやります。(会費3000円) 一期一会・・・縁ある人は、おいでください。おいしい蕎麦、日本酒と
木曾の名工の夜話を楽しむ日。

天真庵のドア、カウンターの椅子、折敷、蕎麦のまな板、文人机・・・
みん般若君につくってもらった。彼は金沢出身。北陸のある一部には「般若」という姓が残っている。山岳宗教の発生の地で、阿弥陀、高天原・・・などいう不思議な名前の付いた山がたくさんあるところ。そんな山の木々には、木の精霊がやどり、その声を聞ける木工家たちが、あまた生きている。

ぼくは毎朝焙煎をしている。最近はアイスがよくでるので、隠し味になるイエメン産の「モカマタリ」を少し深く焙煎する。
「寸止め」みたいに「ここ」というタイミングがなかなか拾得できない。
(あまり。意識していないけど・・なるようにしかならない)

最近は、焙煎をやる20分間・・・般若心経を唱えている。鼻歌みたいに、フンフン
いっているだけだけど)
でもそうしていると、なるようにしかならない縁、とか、我や力を抜かないと、何事もならないような、「空」な領域を、少し体感できる、気がする。

とかいいながら、今日の夜は「何を食う?」とか、そんなことを考えている自分もいる。

今日は休みだけど、朝から会報つくったり、メルマガ書いたりしている。