長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

頼山陽

2007-10-11 08:30:02 | Weblog
昨日、友達が骨董市で見つけた、という江戸時代の文人、頼山陽の書をもってきてくれた。

表装がボロボロだけど、けっこういい和紙に書かれていて、字もいい。
近所の経師屋さんを読んできて、鑑定団よろしく、その書を見ながら
常きげんを飲みながら談論風発。

この世界は贋作が多いけど、その危うげな部分が、とても色っぽくて、
ロマンがある。
人間もそやね。首に社員証みたいなもんぶら下げて、朝から晩まで
コンピュータみたいに、割り切れる世界、数値の世界につかってばかり
いると、色気とか、人間味みたいなものがなくなってしまうわね。

ときどき「不良」になったり、ハメをはずしたり、しないと、人間じゃ
なくなる。
これから、時代を作って人は、ぜったいに「不良」でなくてはいけない。