長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

亀田兄弟

2007-10-18 09:43:39 | Weblog
先週の世界戦。たぶん内藤の一方的な試合だと思って、
ビデオにも撮らず、薩摩琵琶のライブにいき、神谷バーで飲んでいた。

ぼくは平成10年から「ヨネクラジム」に通っている。
今世界をねらっている、島田やクレージーキムたちも、20代の前半で
若かった。
こんな裕福な時代に、「こぶしひとつ」で、勝負しようというボクサー
たちは、すごくいい。
いっしょに練習していると、彼らの「やさしさ」なんかが伝わってくる。
リングにあがる前のボクサーたちは、みんなまじめで、やさしく礼儀ただしい
青年ばかり。試合が決まり、減量しながらリングを待つときは、孤独できつくて、
ストイックな世界にはいる。あの四角いジャングルの中にあがると、自分ひとりで
死をかけて戦わなくてはいけない。どことなく、人生ににている世界。
だから「明日のジョー」はいつまでたっても「明日のわたし」の夢を支えて
くれているのだと思う。

亀田のオヤジだけでないけど、政治家、不祥事をおこした会社の社長なんかも、
「礼節」が足りない。だれかに助けられたら、「ありがとう」。迷惑かけたら
「ごめんなさい」。そんな当たり前なことがいえない「今」の時代って
なんだろう?