たまたま、ぼくのＴシャツが「笑」

昨日は千里家万馬くんの「落語」だった。
満席になり、二階では座れなくなったので、一階でやった。大盛況な
会になり、笑いが天真庵を包みこんだ。「相語相笑」・・これからのキーワード。
カウンターに座った女性が「そのＴシャツいいですね」とほめてくれた。
南條先生作のもの。２０００年に、ニューヨークのソーホーのギャラリーで
南條先生が寒山拾得展をやった。その次の年に、９・１１のテロがあり、
白いＴシャツ１００枚に、いろいろな寒山拾得を描いてもらって、ニューヨーク
に持っていって、売上を市に寄付したことがある。その時にキャンペーン中に着た
ものが手元に残っていて、ぼくの夏の制服になっている、という訳だ。

トイレにも、南條先生の「寒山拾得」の絵が飾ってある。正確にいうと、寒山か
拾得のどちらかの絵。「居」と書いてある。そこにちょうどいい解説文があったので
額に入れた。先週青山ブックセンターで買った禅の本の帯。
「今、ここに」という刹那に感謝しながら生きる。それに尽きる。
居場所がなくなるのは、それがないからだ。

今日は定休日。
来週の月曜日に、えらい人たちが押上に来て、なんやらかんやらいう集会があり、
そこで一時間しゃべれといわれた。ので、来週の月曜日は「卵かけごはん」
はやりますが、午後はお休み。今日はその資料作り（と、いってもええかげんなもの）
に、大塚にいく。骨董屋のおやじと会うのが楽しみ。