長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ええいチー散歩!

2012-06-28 07:33:58 | Weblog
昨日は浅草橋に小用があったので、ソラマチ経由で、歩いていった。
先々週、展望台にのぼった後に、ソラマチはすこし散歩したけど、今回は
ゆっくり見た。今発売の「HANAKO」に、ソラマチのお店が詳しく紹介されている。
(買ったわけではない。天真庵も紹介されたので、きのう届いた)
中に入っている本屋さんをのぞいた。毎週のようにいく青山ブックセンターと、
これまでの押上駅前の本やでは、その雑誌はあまりおいていないので、うれしくなった。
月に一度は、ソラマチの本やにいくことになりそうだ。
そんなことに喜んでいたら、傍らにいたかみさんが「そんなら定期購読にしたら」
といった。でもやっぱり、本屋で好きな本や雑誌を見つけた時の感動は捨てがたい。

途中でかみさんと別行動になって、かっぱ橋を散策。お店をやっていると、何かと
この街には、お世話になる。昨日は、ユニオンで、サイフォンを調達した。
卒啄珈琲塾の来月のテーマが「ミス・サイフォン」。
ぼくは、京都の「からふねや」で珈琲を学んだ。そのころは
サイフォンで入れていた。ゆっくりとした時間を過ごすには、いい。
その後、それをかかえて、いきつけの珈琲屋にいって珈琲を飲む。

ここのお店は、焙煎機も珈琲のブレンドも、言葉(関西弁)も同じ匂いがするお店。
時々、マニアックに「このプーンと薫るのは、なんの豆を、どのへんであげたんや」
みたいなことを聞いたりする。カウンターのは端に座るのがならわしだが、うちにきても
そこに座る常連さんが、先に座っていた。ボクシングマガジンを読みながら、珈琲を
飲んでいたら、その人が「うちの父もボクシングをやってました」とのこと。
こぶしひとつで、東京にでてくる・・・・いいな~。
これからの時代はまた、そんな時代がくればいい。職人の技を磨く、自分の体を鍛える、
心も鍛える。「ほんものは、簡素な中にこそある」。なにもかもがデジタルになり、暮らしも
便利さや効率ばかりを追い求める結果として、原発事故がおきたり、金融がおかしくなったりして、
世界中が混乱している。「平成」とは、なにもかもが、「平たく成る」という言霊らしいが、
神さま大掃除もそろそろ佳境を迎えそうだ。

今日は、ラジオの生番組?に出演する。スタジオにいくので、何を話すとか・・
そんな打ち合わせもないので、いいたいことをしゃべってみたい。
リクエスト曲だけ打ち合わせをしている。大石学さんの「セシル」
そう、あの天才ドラマー、セシルモンローを追悼した曲だ。
セシルが時々天真庵のカウンターに座って話たこと・・・などを話すと、
一時間では足らなくなりそうだ。

明日は「ダメ中」
明後日が「花のお稽古」夜が「ライブ」(5時閉店)