長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ヨガの日。座って「静」の時間を満喫する日。

2013-05-25 08:31:50 | Weblog
昨日は「古典華道入門」の勉強会だった。天真庵を押上に結んだ2007年
から「花のお稽古」を原田先生につけてもらっている。
花も江戸時代までは「文人」たちが、盛んに煎茶を楽しんでいたので、文人の花
よろしく書家や陶芸家詩人たちが、季節の花を投げ入れ、煎茶を楽しんでいたらしい。
今年はその煎茶を京都でひろめた「売茶翁」(ばいさおう)の没後250年にあたり、
生まれ故郷の佐賀や、京都でいろいろなイベントがある。京都時代に住んでいた北大路入通り
の加茂川の河べりには石碑もたつらしい。昨日は、二階にその売茶翁の掛け軸を飾った。
さすがに、古典華道入門の先生はすぐに気付いた。
なにがすごいって、売茶翁は封建時代にあって、「いかに自由に生きるか」を身をもって
哲した人だ。今のような閉塞感ただよう時代にも、温故知新の人間学がそこにある。

朝からスマホだなんだとかしましく、仕事ができる人もできない人も、気ぜわしく
ささくれだったような毎日が続く。一日5分や10分くらいは、正坐して呼吸を整えたり、
そこでお茶やお花を楽しんだり、瞑想したりできる「静」の時間を自分で作れる人は幸せな人だ。
これからもっともっと、世の中が混沌としてきそうだけど、そんな時代でも、臍下丹田に気
をこめ、胆を鍛えていけば、なんとかなるのではないかとつくづく思う。
戦国のような時代は、人も時代もぐっと動くけど、泰然自若な境地に遊ぶも大事かも。

「静」になるのに、ひとりでもいつでもすぐにできる「インヨガ」が静かなブーム
になりつつある。月に2度のペースでやっているけど、来月から3回にするかも。

お店も勉強会も「時代おくれ」で「絶滅危惧種」みたいなことばかりやっているけど、
日々是好日で粒々皆辛苦に感謝しながら通っている。


今日は「インヨガ」
明後日が「蕎麦打ちの会」「なんとなく蕎麦を喰う会」

31日が「ねっと31ライブ。ジャズの歌姫・国貞雅子さん登場。

6月のライブ


1日(土) ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

17時開場 17時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


22日(土) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・・藤田朗子(ピアノ)

18時半時開場 19時開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)



23日(土) 『biwa-tabi』コンサート

演奏:榎本百香(薩摩琵琶)

18時開場 19時開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)



30日(日) 『〇』 まる ライブ

演奏:luna(ヴォーカル)・田嶋真佐雄(コントラバス)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)