今朝蕎麦を打っていたら、グラリときた。
久保さんの珈琲カップがカウンターの上で揺れていて、それでだいたい震度がわかる?
311の時、余震が続いたので、それまで珈琲カップにしていた古伊万里の猪口をやめて、
久保さんの白いカップにし、それをカウンターの上にぶらさげている。
東京湾が震源らしい。いよいよ30年以内のある日が近づいてきているのかもなんばん。
ま、明日くるよ、といわれててもどうしようもないけど、きたらきた時だ。
一日が一生であり、今、息をしている一瞬一瞬が生かされているを感謝する人生。
良寛さんが、信濃で大地震にあった時、運命を受け入れなさい、と、こんな有名な言葉を残した。
彼の書もいいけど、この言葉は、人生に値千金の名言だと思う。
難に逢ふ時節には災難に逢うがよく候、死ぬる時節には死ぬがよく候(良寛)
今日は「インヨガ」(珈琲蕎麦つき2000円・ただし満席)
一瞬一瞬の自分の息の中に人生を感じるようなもんやろね。ヨガしかり、禅しかり、
お茶とかお花とか、日本の「道」がつくもんはみな。一日に10分でもいいから、
そんな時間を持つといいね。みんなそう思っているんやろうけど、流されているんやろな。