長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

えーと えーと 干支?

2016-01-12 08:05:42 | Weblog

昨日20年くらいつきあいのある古い友人夫婦が蕎麦を手繰りにこられた。

奥さまのほうが少し年上で、「古希になった」とのこと。20年前、つまり

平成8年に「天真庵」を始めた春に知り合った。南條先生に、寒山詩を

紹介した人で、南條ワールドのきっかけをつくった人でもある。だから

この人がいなかったら、天真庵もきっとなかった、そんな縁の人だ。

南條先生もいよいよ米寿。歳月人を待たず、という南條先生がよく書いた陶淵明の詩

がぴったりである。

押上に天真庵ができてから、彼女は毎年の始めに、愛媛の瓦屋がつくったその年の干支

の置物を毎年もってきてくれた。何年か前に、「もう年なので、もってくるのがしんどくなった」

というので、船橋のお宅まで車でいって、残りの干支のおきものを全部いただいてきた。

その家には、南條先生の初期のころの寒山拾得が玄関や応接間にかけられていて、

さながら「もと天真庵」みたいなところである。

夕方には、六本木でバーを28年やっている女主人が遊びにきた。ワカともよく通った

バーで、みんなでホノルルマラソンにもいったし、国内のマラソンも数えきれないくらい走った。

ぼくと同じ申年で今年還暦を迎えるけど、相変わらず女学生のような若さを失っていない。

友達3人でこられ、みんな同じ年ということで、ちゃんちゃんこ仲間である。

友達さんたちは群馬県の古民家でNP0を立ち上げ、いろいろな催しものを企画運営して

いる人たち。これからいっしょに何かおもしろいことがやれそうな縁ができて、またまた一楽な日であった。

今日は「お仕覆」を二階でやる。今読んでいる中里 恒子さんの「時雨の記」の最初のほうに、大磯で

独り暮らしをしている女性のところに、お仕覆に茶器を包んで訪問する男の話がある。

珈琲を飲みながら、こんな古典的な小説を読んでいるひととき、というのはありがたい。

今朝は東京で初雪。雪と珈琲というのは、大人の味?南国育ちの蛮人のあこがれ?

明日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会 」期待の新人きたる。

明後日も同じく、大型新人が無茶しぃにくる。

 


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