昔、ファーストフードのお店をやじったりするとき、「あのお店の肉はみみずをつかっている」
なんてことをよく聞いた。九州では流行っているラーメン屋のことを「ねこをだしにしている」ような
ことをいう人も少なからずいたように思う。昨日の午前中は、庭の土いじりをした。
猫のひたいほどに庭だけど、池もあれば、槇の木に巣箱がかかっていたり、みょうがや大葉など
自給自足率を少しあげるような野菜を植えたり、つばき、葉蘭、木賊(とくさ)や、矢羽薄など茶花も
生息しているし、今は「ほととぎす」の楽園よろしく淡い紫色の花が庭いっぱいに咲き乱れている。
槇の木の横に、生命力豊かな木があって毎年枝を切る。昨日はその作業をやった。秋とはいえ、
藪蚊が集まってきて、冬に向けての吸いだめ?をする。
中国語で蚊のことを「チースウ」という。ミャンマーは反対で「スーチン」。どちらも銀座の骨董屋から聴いたジョークだけど・・
昨日は二枝ノコギリで切って、それを東京都の燃えるごみに入れると、5袋になった。この葉っぱたちが二酸化酸素を吸収し、
酸素を作っていると思ったら、「ごくろうさん」といいたくなった。
まわりの雑草もとったので、少し木の配置がえをする。スコップで土に入れるとき、みみずを何匹も発見した。
昔から「みみずが土をつくり、そこでできる野菜を人間がいただく」という。つまりは私たちは、みみずさんのおかげで
おいしい野菜を食べさせてもらっているのではない。ましてや、お金で買ったから喰えてる、というものではけっしてない。
もう少し時代がせっぱくしてくると、そんな当たり前の「天地自然の理」がわかりやすく浸透するのではなかろうか。
今日は19時から「気骨の鮨会」
76歳の佐賀のがばいじいちゃんの気骨の鮨をカウンターで食べる会。夏場はじいちゃんの体調管理
のためお休みにしたけど、今月からまたスタートする。こころがこもったものを手でにぎり、それをまた手
で食べる。すしというのは、不思議とこころふれあう食事やと思う。
明日は「素敵なコンサート」がある。
25日(金) 『倍音の森』 ライブ
演奏:田嶋真佐雄(コントラバス)・熊坂路得子(アコーディオン)
尾引浩志(ホーメイ・口琴・イギル)・luna(うた)
19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
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