長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今日は16時で閉店 クラシックのコンサート

2012-12-28 08:13:39 | Weblog
は天真庵の事収めみたいな日。もちろん明日は平常営業。

28日(金) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・大宅裕(ピアノ)・宮坂拡志(チェロ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

明日明後日は、「年越しそば」をばんばん打つことになる。
明日土曜の夜、10時54分から日本テレビの「おいしいSTORY」に
ぼくの蕎麦打ちが紹介されることになり、先日テレビ局から正式に連絡があった。
最新鋭のカメラで蕎麦打ちが紹介される。

(昨日のつづき)蕎麦屋の後、骨董屋へいく。
天真庵には、朝比奈宗源(昭和を代表する禅僧)の「寿」と、
床の間には、土岐二三(織田有楽の系統)の「寿」の軸をかけている。
と、その骨董屋さんからハガキがきて、「木庵禅師の「寿」の額が入った」
との連絡があった。黄檗山の初祖が隠元さんで、その次が木庵禅師。
日本の「書」のお手本になった人だ。
額もいい感じの桑の木。金具と紐はついていないけど、なあに心配ない。
天真庵の隣の隣に、江戸一の経師屋「黒崎竹信堂」さんがある。
「っちわす」と玄関をあけ、「かくかくしかじか・・で木庵の額が入った
のですが、紐と金具がついていないんで・・」というと、紐と金具をさっと
もってきた。少し遠慮がちに金具二個をいただくと、「どうせありがとうは一回
しかいわないんだから、多めにもっていけば。それが江戸流よ」ときた。
一個よけいにいただき、紐もおまけまでくれた。国宝的に親切な経師屋だ。
うまく二階にかけることができ、後でふたりで、木庵の「寿」をながめながら、
悦に入る。一枚の「書」がまた部屋の雰囲気をがらっと変えた。

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