こないだの「ガイアの夜明け?」という番組で「道の駅」が特集された。
半分くらいが、ふるさと「むなかた」(宗像)の「道の駅」だった。年商19億で
九州の道の駅では一番らしい。宗像というのは、宗像大社の神域で、
昔から大陸との海の交易や文化の交流が深い場所で、仏教を学びに海を
渡った弘法さんも「おかげで、無事にもどってこれた」といって、高野山を
立てる前に鎮国寺というお寺を隣にたてた。日本海海戦に勝利した時も、「おかげ」で
ということで、東郷元帥が三笠の羅針盤が奉納されたりした。日本の歴史の「へそ」みたいな
場所。「道の駅」でさかなを買うと、特に夏は寄り道ができないので、宗像大社や鎮国寺
などに立ち寄ることもできない。近くにお店ができても、「はやく家に」よろしく、相乗効果
もあげられない。なんか「ゆとりのない」昨今の日本人の縮図みたいな一面も垣間見られる。
出張に博多にいった時に、宗像へ足を延ばすのは大変だけど、できたら一度いかれて見たら?
宗像大社のまわりの景色の中には、いまだに「古墳」が見られ、太古の日本の風景らしきものもある。
鎮国寺には、まだお大師さんの息使いが感じられたり、太古からあるハス(オオガハス)の姿も見れる。
おすすめは、「許斐山」(このみやま)に登って玄界灘の方面を見る。地球(ガイア)のルーツに波動する魂が
ブルブルと震える音が聞こえるはずだ。これがまことのガイアの夜明け。
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