長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

秋葉

2008-06-09 07:15:45 | Weblog
友だちのブログを見て、今朝初めてアキバの事件を知った。
うちの会社は昭和59年?、アキバで創業した。
ジャンガララーメンの近くで、彼らと創業が同じ時期だった。
まだ「売り切れるまで営業」というスタイルで、ゼンブイリ、というメニュー
もなかった。
もちろん、メイドカフェもなく、駅前には「ヤッチャバ」(野菜の市場)が
あって、全国から野菜を積んできたトラックのうんちゃんたちが、朝から
ラーメンを食べていた。アキバという地名はなく「外神田」
で、下町の情緒もたくさん残っていた。
近所の喫茶店でよくモーニングを食べたけど、そこのマスターがおかまで
「女らしい江戸言葉?」がいまでは懐かしい。

世の中が病んでいることは、川向こうのうらぶれた茶房にいても、ひしひし
と感じられるけど、こんなことは、二度と起きてほしくない。
でも、いつこんな事件に遭遇してもおかしくない時代に生きている、というのも
現実。

音三昧・味三昧コンサートat天真庵

2008-06-08 07:10:05 | Weblog
昨日の朝、調律師が博多からきてくれて、無事にピアノが調律でき、
夕方に、江口自音子さん(バイオリン)、一宮明代さん(ピアノ)がきて、
楽しいコンサートが開催された。案内する前から満員御礼だったので、
どこにも紹介できなかったけど、きっとまた遠くない未来にやろうと思う。
昭和35年生まれのピアノが、約半世紀ぶりに、蘇った。
昭和の雰囲気がただようあやうげな時空に、神の調べのような演奏が艶やかに
繰り広げられた。元気も特等席にて、音楽を満喫していた。

14日(土曜日)は、第二回目の「男のセルフエステ」。女性も歓迎。

お豆の旅 ふたたび

2008-06-07 05:55:41 | Weblog
こないだのお豆の旅が、無事に終わったみたい。パリとNYとポルトガルに
旅をした豆たちから、旅の報告をいただいた。
先日、祇園界隈をブラリとしていた。一力の近くにある北郎の前を通ったら、
「お豆の旅」を思い出した。藤原寛美さんがつけた名前だけど、名前にまけない
くらい、おいしい。

昨日はひさしぶりに蕎麦を打った。ピアノの調律が9時半にくる予定だったので、
それまでに蕎麦うちと焙煎をした。
今日も同じ条件でピアノの調律にくるので、これから出陣。


新緑の新名神

2008-06-06 06:41:57 | Weblog
今回の休みに、はじめて「新名神」を利用した。
いきなり「原爆ドームの平成版?」みたいな建物が左手に見えた。
我が母校、立命館大学の琵琶湖キャンバス。
そのあと、山頭火みたいに「わけいってもわけいっても青い山」の世界。
京都から1時間ちょっとで、信楽を超え、四日市について、久保さんの
窯に到着して、そこで渡辺愛子さんたち、若手女性の陶芸家たちと、
打ち合わせをした。

昨日は焙煎を3時くらいまでして、蕎麦の出汁をつくり、大塚の骨董やに
いって、「神代杉」のテーブルを手にいれた。感謝。

晴れたり曇ったり

2008-06-05 08:42:42 | Weblog
そんな名前のお店が博多にあった。昔よくいった。
生ビールを頼むと、ガラスの尿瓶の中に、あわ立ちのいいビールがでてきた。

博多といえば、玄洋社。玄洋社といえば、遠山満翁。京都の定宿には、不思議
と、彼の書が飾ってある。いつもこの書がかかってある部屋に泊めてもらう。
昼は南座の近くの名店「味舌」にいって、はもを食べた。
このお店は、金豊舘と同じで、招福楼で修行した店主が、腕をふるってくれる。
もちろん、器もいい。天真庵と同じように、久保さんの器が、ふんだんに使われて
いる。

はもは「鱧」という字を見てわかるように、料理の方法が豊かだ。
焼いてよし、落しでよし、すましにいれても最高の味になる。
昨日は、落し、冬瓜とのたきあわせ、のほか、「うきぶくろ」をにこごりにして、
でてきた。
「晴れたり、曇ったり、落したり、浮いたり・・」、人生みたいでおもしろい。

明日から、また営業します。まだエンジンがかからないけど・・