初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

萩へ

2009-05-06 | 未分類


5月4日恒例の「萩焼まつり」へ行った。


今年は高速道路1000円なので渋滞を回避し空いている中国道を行く事にした。


時間も8時30分と少し遅く出たら空いているし、中国山地の緑濃い山々を眺めながら気持ちのいいドライブが出来た。


萩に行き始めたころに随分魚料理の店に行ったが最近は古いうどん屋「どんどん」で食べることが多い。


どうせならと山口で下車し湯田温泉の「どんどん」に寄った。


開店と同時に着いたけどもう先客があり次々に食べに来る人がいるが萩で待たされることを思えばゆっくりと食事できてちょっと幸先いいかな?と思う。


萩へ入るには色んなコースがあるがこの時期21世紀の森のコースを行く。


数年前に萩の堀の内陶苑さんに教えてあげたバカの芽(コシアブラ)を途中で採集して持って行ってあげている。


きっと楽しみに待ってらっしゃると思いいつもの場所に着いたが今年は早くてもう随分大きく、それにいつも取る木が見えない。


何だかいつもと違うなあと思いつつ諦めた。


萩の町には又二通りの道があり有料道路か一般道かを選ぶ。


トイレに行こうと有料道路に入ったがすぐに長い渋滞が見え引き返した。


旧道を行くと丸山陶心さんの工房を通るので覗いていく事にした。


車が無いのでチラッと見ると大きな木が見えたのでもしかしたら登りを焚く用意かもしれない。


市内の真ん中を通ると渋滞に巻き込まれるのでぐるりと遠回りをして萩城址に行き「堀の内陶苑」さんに行った。



お客さんはまばらなので裏庭の夏みかん狩りをさせて貰う。


山野草が植えてあり珍しくて見て歩く内に夫が箱いっぱい取ってくれた。


お茶を頂いて萩焼をみて茶の子用に夫婦湯飲みを探してもらったら若いけどなかなかに美しい湯飲みを奥から出してきてくださった。


少しお客が減ったかなとおいとまして萩焼き会場へ。


「正舟窯」を見つけると人が群がっている。


昨年買ったスープ皿が壊れ同じものが欲しかったが今年は昨年とは違うものばかりだ。


とても上品な皿が安くてこれはあの人、これはあの人と2枚ずつ買った。


今年はやたら疲れて外に出て鯵の干物を買った。


この鯵の干物は絶品でほんわかと柔らかくもっと買えば良かったと・・・


早々と引き上げ友人宅へ急ぐ。


彼女の夫は中国新聞に勤めていて定年後実家のお寺を継いで住職になった。


が、考えが門徒と合わずに苦しみ病気になって早世された。


友人は実家が神道なので実家に戻りお母さんを看取って今は一人暮らし。


すぐ前に長門国定公園の美しい海が広がる所で花を育てたり音楽を聴いたり絵を見たりの充実した人生を送っている。


今は音楽や絵の事を話し合う人があまり無くて3人でいつも暗くなるまで話し込んでしまう。


古い萩焼きのコーヒー茶碗や湯のみも味があって嬉しい。



もう、日暮れ時になって別れを告げ「ホルンヘルス断層」を見て帰る事にした。


曇っていて写真も遠くて私には上手く写せないがよく見ると数組の人が見学している。


周りが暗くなって「食事は益田になるかな」と話していたら道の駅があった。


刺身定食はこれでもかと言うくらい刺身が乗っていて二人で食べた。


食後は私はすっかり眠りこけて夫は随分頑張って運転してくれた。


でも、次の日、フラワーに出演する姪の子供のダンスを見に行く事が出来なかった。


ところで、事後談だが手紙を書いて3組に送った荷物が違う所に届いたようだ。


ちょっと疲れまくりのドライブは他の人にも迷惑をかけたようだ。