千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

講座・歌舞伎の世界 「おとく」

2007-09-28 18:40:45 | 歌舞伎・映画・落語など
傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
宝永5年(1708)大阪竹本座初演・・・人形浄瑠璃 作者・近松門左衛門
生まれつき吃音である下積みの絵師又平と女房おとくの物語です。
言葉が詰まってしゃべれない又平を助けるおとくは機関銃のようにしゃべり夫の代弁をします。
あらすじを書きますと長くなりますから割愛しますが、言葉が思うように出ないとか貧しい生まれが災いして後輩にも先を越され前途を悲観した又平が死ぬ前におとくに進められて手水鉢に自画像を描きます、何と分厚い石の手水鉢の裏に渾身の力お込めて書いた自画像が表にも浮かんできたのです。
それを見て師匠は土佐の名を許し新しい装束、刀、硯、筆などあたえます。

後半のビデオは又平を現藤間籐十郎とおふくを中村富十郎が演じました。
お二人とも世話物は得意分野です、それは凄く引き込まれました。
特に籐十郎さんの世話女房ぶりは天下一品です。
あんな嫁さん欲しいと思うくらいでした。
12回の歌舞伎講座、「女形」が今回で終わり次回から忠臣蔵が12回が始まります。
毎年見ているように思いますが全編通して見たことはありませんから楽しみですねぇ。
歌舞伎も人気のないところは出し物として出てきませんもんね。
今晩12チャンネルで平成中村座ニューヨーク公演の模様を放映します。
見なきゃ、見なきゃ、見なきゃ、見ようよ。

本日の留守番見廻隊  郵便物有り 後は・・・静かなもんでした。