峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

2012年 インカ帝国展

2012年04月24日 20時47分22秒 | ○○展の話
4/24日に、母と上野の国立科学博物館に行って、「マチュピチュ発見100年 インカ帝国展」 を、見てきました。

行きの電車で母から手作りの黒豆とマーマレード(それぞれ保冷剤付き)と、ネスカフェ ゴールドブレンド一瓶もらいました。

展示はミイラなどの展示の他、映像も多く、500円のガイドを借りてじっくり見たら、結構時間がかかりました。

最近、痩せるために舟底型の靴を履いているので、最後のコーナーのマチュピチュの3D映画はグラグラしながら立っていました。

この日の帰りは妙に疲れたのですが、さて、考えられる理由は次のどれでしょう。

 不安定な靴のため 
 ミイラの呪い
 母からのもらいものが重かった 
 元の体重が重かった
 背負っている人生が重かった


さっさと次の記事をアップしようっと。

2011年『空海と密教美術展』そして『キダリダ』のお知らせ

2011年09月07日 20時23分02秒 | ○○展の話
行こうか行くまいか迷っていた、『空海と密教美術展』。
今朝、急に、「あ、今日は行ける」 と、思って、洗濯物を干し終わらせて出かけました。
突然のことなので誰も誘えず、ロンリ~。

お昼前に着いたら、入場制限していて行列ができていました。
30分待ちと言われたけど、35分か40分は待ちました。(細かい!)
日傘を持って行って良かった。(無料日傘の貸し出しもあり)

昨日まではこんなに混んでいなかったそうなので、ここに並んでいる人たちとは気が合うというか、間が悪いというか。
並んでいるとき、建物の間から東京スカイツリーが見えました。





そして、もうひとつ。
お芝居を見に行きます。



2011年 金子みすゞ展

2011年02月14日 21時38分42秒 | ○○展の話
きょうは父の命日です。
昨日、母と1兄と2兄と私と妹で墓参りをし、その後、武蔵小金井の三光院で、精進料理を戴きました。
すごく美味しかった 

その前日、妹と母が日本橋三越の、『金子みすゞ展』 に行って来て、おみやげに図録を買ってきてくれました。
「とても良かったよ」
というので、最終日の今日、私も行ってきました。
母ももう一度行ってくれるというので、母といっしょに。

 ←クリックすると大きくなります。


金子みすゞの童謡詩はいくつか読んだことあるし、松たか子主演のドラマもちょっとだけ見たのですが、
今回は知っている詩、知らない詩、金子みすゞの生涯とともにたくさん展示されていて、改めて うえ~んと、思いました。

ああ。彼女のまっすぐで純粋な感性に比べて、私はなんてネジ曲がってるんでしょう。
とても、あのような慈悲心に溢れた文は私には書けません。
幼少期から2兄にイジメられた環境のせいでしょうか。

昨日だってさ、武蔵小金井駅で車でピックアップしてくれるっていうから、「どこで待ってたらいい?」って聞いたら、
「自分で考えろ」 って返事が来るんだもんな~。
(2兄の車には既に母と妹が乗っていて、妹がメールで仲介してくれた)
「ありがとう」って返信したら、妹から、「受け入れて、偉いね」 って返ってきた。


ヒネクレて大きくなってしまった私ですが、金子みすゞの童謡詩に心洗われた一日でした。


お昼は三越の食堂に行ったのですが、母と、
「ここ、前にも来たよね」 
「うん。覚えがある」
「なんで来たんだっけ」
「覚えてない」
という会話がありました。

たぶん、やっぱりナントカ展で行ったのでしょうが、ふたりの記憶は雪のように溶けていました。
なので、今回はブログに記録~~







2010年 歌川国芳展

2010年05月01日 20時40分10秒 | ○○展の話





『歌川国芳展』 を見に、府中市美術館に行ってきました。 (あうんさん、教えて下さってありがとうございます
面白かったですよ~。 期待以上でした。


私のイチオシは、「猫と遊ぶ娘」。
猫の迷惑そうな顔が、ものすごく良いのです。
「歌川国芳 猫と遊ぶ娘」 で検索すると、画像を載せているブログもあります。
検索してみてください。


なお、国芳の描く猫の方が、イイ顔してますが、これもなかなか。


            


迷惑そうだなァ。


『歌川国芳展』 は、今月9日までです。
  

   入場チケット
      
     
(画像をクリックすると、大きくなります)


     

2010年 故郷からのおくりもの ~ 江戸東京博物館

2010年01月11日 10時49分16秒 | ○○展の話
1月2日(土)から9日(土)まで、江戸東京博物館で、高橋まゆみ人形展『故郷からのおくりもの』が、開催されていました。
7日に母と行って、見てきました。

あああ~
今日はもう11日じゃありませんか。
時は過ぎていく。
長男がパソコンでネットゲームばっかりやってるもので、思うように時間が取れませんでした。
今日は成人式だから、長男は市民会館にお出かけ。
今のうちに。

で、人形展ですが、大大大盛況でした。




6日も行きましたが、4時間待ちという案内に諦めて、行き先を食堂に変更。
それはそれで大正解。12時頃に食事を終えてを出るときには、今度は食堂が1時間待ち状態でした。
なんのレポートしてるんだろう。私は。

で、7日は9時ごろには両国に着くように出発。
今度はゆっくり人形を楽しめました。
会場では閑ジャニさん、あうんさん、あきさん、とお会いし、
後から入ってきた章魚庵さんに声を掛けたら、ビクッと飛び上がられ、(どーいう反応よっ!
10時過ぎには、まゆみさん登場。
るーいーかあさん、しーちゃんにも再会できて、ちゃちゃりんさんと初めてお会いし、まゆみさんを囲んで一緒に写真を撮りました。
空海望さんとmokoママさんは遅れていらしたので、残念ながら写真はご一緒できなかったけど、お会いできて良かった!

今回の新作は、本を読むおじいちゃんと、孫ふたり。朝の体操2(かな?)
そして、一番見たかった、おでん屋さん。
閑ジャニさんの作った屋台とおでんは、やっぱりお見事!
そして屋台に集う人形の個性的で温かい雰囲気がいい。
私は、女装のおじさんが好きです。どんな人生を歩んできたのかと、想像が広がります。
笑顔の奥に、辛い人生とそこから生まれる優しさを感じました。



ところで、昨日、次男の高校の柔道部では、一日早い鏡開きをやりました。
3年生なので、もうあまり学校に行かない次男は、油断して眉毛を細く剃ってましたが、部活顧問の先生にそれを見つかってしまいました。
次男、先生にマジックで眉をつなげられて、両津勘吉になりました。


2009年 生誕100年記念写真展 太宰治の肖像

2009年12月10日 17時04分24秒 | ○○展の話
昨日、母から電話がありました。
「ラジオでちょっと聞いたんだけど、三鷹で太宰治の写真展やってるらしいの。
 お父さんが三鷹の太宰の家に通ってたから、もしかしたら写ってないかしら」

父は母と結婚する前、同人雑誌「文芸時代」の編集者をしていました。
今日、母に聞いたところによると、ジューキミシンの創業者、山岡憲一氏が始めたとのことで、(父の義兄が山岡氏とともにジューキの実質的創始者であり取締役だった) 当時、兵隊から帰ってブラブラしてた父に声が掛かったとのことでした。

山岡氏のウィキペディア情報によると、
「田辺茂一や舟橋聖一、坂口安吾、草野心平らと、終戦直後数少ない活版印刷をした同人雑誌「月刊文藝時代」を編集し全国の書店で販売した。」
と、ありました。


それで今日、母と三鷹市芸術文化センターに行ってきました。
父の姿はありませんでしたが、お墓にもお参りしたし、そのあと太宰治文学サロンにも行って、係の方とちょっと思い出話などしてきました。

「文芸時代」については、過去記事をご覧ください。

2006年11月21日 文芸時代の話

2006年11月22日 文芸時代の話2

2006年11月23日 文芸時代3



2006年11月27日 文芸時代昭和24年7月号より

↑太宰治について、結構、貴重な資料かも?
ここで、今 官一が太宰の命日を「桜桃忌」と呼ぼうと提唱しています。
作家の書く太宰の逸話が興味深いです。

昭和23年7月の編集後記は、豊田三郎が書いています。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/48/b79b368a0eb275cd99502d62f0108c54.jpg

豊田三郎は、森村桂のお父さん。
豊田三郎もまさか、後年あのようなことになるとは思いもしなかったでしょうに…。


ところで、5月に久しぶりに大学時代の友人キヨちゃんに会ったとき、こんなことを聞きました。
「西さんがお父さんから聞いたって言ってたんだけど、太宰治が女の人といて、お父さんの前で、『キスしてやろうか』といって、目の前で女の人とキスしたんだって」
私はそんな話、全く覚えてませんでした。
純情な(当時)私は、そのような話は記憶から消してしまったのでしょう。
いえ、決してキヨちゃんが当時から純情ではなかった、というのではありませんが。





2009年 故郷からのおくりもの ~ 川口総合文化センター・リリア

2009年10月03日 22時42分29秒 | ○○展の話
   ■ 記事追加のお知らせ ■
記事をアップしたあと、「変に真面目で・・・どこか具合がお悪いのでしょうか?」
というコメントをいただきましたので、ご心配戴いた閑ジャニさんの写真を記事の最後に追加します。
お祭での扮装だそうですが、日常のご趣味ではない…かどうかは存じません。

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故郷からのおくりもの ~高橋まゆみ 創作人形展~
2009 10/2(金)~18(日)10:00~18:00 ※金・土のみ19:00まで(会期中無休)
埼玉県川口市 川口総合文化センター・リリア にて


昨日は、高橋まゆみさんの人形展に行ってきました。

初日なので、まゆみさん、閑ジャニさん、るーいーかあさん、空海望さんと奥様、章魚庵さん、とお会いしました。
プロデューサーの畑田さんと奥様にもお会いしてお話を伺いました。
まゆみさんの人形が多くの人と出会い、人々の心に故郷を思う心を呼び覚まさせるのは、プロデューサーさんをはじめ、スタッフの方々の力も大きいです。
元の作品がいくら良くても、それを知らされなければ出会えない。
これから、もっともっと多くの人にまゆみさんの作品の魅力が届けられるかと思うと、
ファンとして嬉しいことこの上ありません。


今回初めて見た作品は、「耳かき」の祖母と孫、駅に座っているおばあさん、スイカを持つおじいさんとおばあさん。
それから写真では見ていたけれど、実物は初めてだった「いたずらお兄ちゃんと紙カブトをかぶった弟」。

どれもこれも、私の好きな“まゆみさんの作品”でした。






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2009年 東京都美術館と上野動物園

2009年06月26日 21時01分14秒 | ○○展の話
今日は、東京都美術館で、『日本の美術館名品展』と、『日本遊印アート協会の公募展』を、見てきました。

『日本の美術館名品展』は、入場料が大人1400円。
「私、東京都民です!」 と言い張ったら、割引されないものかしらん。

で、盗むとしたら、

・オディロン・ルドン 『ペガサスにのるミューズ』
・岸田劉生 『冬枯れの道路(原宿付近写生)』
・小磯良平 『着物の女』
・熊谷守一 『兎』
・香月泰男 『涅槃』
・竹内栖鳳 『散華』
・岩橋英遠 『彩雲』

以上7点を候補にあげます。
ただし、竹内栖鳳は、大きな床の間のある家に住めたら。
他6点も豪邸に住めたら。 です。
あとはダイエットして身のこなしを軽くして…と。

『日本遊印アート協会の公募展』は、力作ぞろいでした。
房州やさんの作品は去年のめくりにくさが改善されて、見やすくなっていました。
たしか、去年はご本名で出品されていたのに、今年は「房州や」さんで出品されてました。
ご本名、忘れちゃった。

さて、ついでに上野動物園も入りました。
入場料は大人600円。
「私、人間じゃありません!」 と言い張ったら、割引されないものかしらん。

 コウモリ(干し肉ではない)

 アシカ (一発芸、「カイゼル髭!」)

  
ゴリラ (自分のプロフィール写真じゃないから!

 
妖精の輪に、なんか出てきちゃったかんじ?


この方、この状態で目玉も微動だにしなかった。
寝てるな?


(注※ 東京都美術館は、本物の都民でも割引はありません)

2009年 故郷からのおくりもの ふたたび ~ 千葉三越8階催事場

2009年01月28日 11時11分48秒 | ○○展の話
また行ってきました、千葉!

『故郷からのおくりもの ふたたび 高橋まゆみ創作人形展』 
1月27日(火)~2月1日(日) 千葉三越 8階催事場

です。
前回は2007年1月 でしたから、2年ぶりに千葉に行きました。

改札の上に、「三越直進」と出ていたので、迷わず三越方面へ。
帰りに迷わないように、太陽の位置を確認しながら歩いていると、大きな垂れ幕が見えました。



行ったときはサイン会が始まったばかりだったので、一緒に行けなくなった母のためにカレンダーを買って列に並びました。
 
まゆみさんに、サインして戴いてから会場内へ。



出迎えてくれたのは、鎌倉のとき の展示とは違う、とてもユニークでユーモラスな七福神でした。

中の展示は、何度も見ている人形もたくさんありました。 
が…何度見ても新たな感動が押し寄せます。 
作り手である高橋まゆみさんの技術とお人柄によるのはもちろんのこと、
人形自体が、見る人ひとりひとりの思いや感動のエネルギーを受け止め、蓄積していくかのようです。
人形展が開催されるたびに、ますますの慈悲を具現していくような気がします。
…私の主観ではありますけど。


また、初めて見るのは「焼き芋屋さんと屋台」。 屋台は閑ジャニさんの作で、これまた力作です。
すごく良く出来ていて、細かいところまで こだわっています。
たとえば……………………
すみません、閑ジャニさん。 コメント欄に書いてくださいませんでしょうか。 

それから新作で、「隣のトメ婆さん」(名前は合ってましたっけ?)。
インパクトのあるお顔立ちと腰につけた巾着袋は、とても親近感を持ちました。  ( 鏡 )

また、今回の人形展では、前にもお会いしたことのある、
章魚庵さん、閑ジャニさん、るーいーかあさんさん と、またお会いすることができました。
そして、初めてお会いした方々は、
空海望さん、あきさん、一休さんと奥さん、章魚庵さんの帽子の下。

皆様にお会いできて、とても楽しい一日でした。
次は房州やさんを逃がさないようにしないと。



一休さんにも心配して戴いた帰りですが、太陽の位置を確認するまでもなく、閑ジャニさんと章魚庵さんに駅に連れて行って戴きました。
ありがとうございました。





   焼き芋屋台を作った閑ジャニさんから戴いたコメント 

俺が書くのかい!

今回、屋台を1.3倍に大きくしたのです。小さく作るのは大変ですが、大きくするのは材料費が多少高くなるだけで、楽です!

大きくなった分、屋台の上が寂しいので、昨日「上皿秤」と包丁とお金を入れるザルを持っていきました。
はかりには「MAYUMI」と名前を入れて有ります。ザルの中には百円札と10円玉が入っていますが、百円札の肖像画はまゆみさんのお人形のおにぎりを食べているおじいさんです。
(残念な事に峰猫お姉様は飛び上がってもザルの中が見えなかった様ですが)
勿論ザルも私が編みました。

屋台は塗装した上に本当の鉄錆を付けて有ります。
薪は昨年切り倒した、我が家の屋上に有った椿の枝です。
後ろに積んである芋の入ったリンゴ箱は総檜造りです。
勿論、芋の袋の新聞紙には「ブロ友」の名前が入っています。

どうもこれだけ能書きを垂れると、変な所に注目して、小物を覗き込んだりして、お人形を良く見ない人が増えると困りますが・・・

2008年 故郷からのおくりもの ~ 鎌倉古陶美術館

2008年04月24日 22時53分15秒 | ○○展の話
高橋まゆみさんの人形展、『故郷からのおくりもの』 に、母と行ってきました。
鎌倉古陶美術館で、4月24日(木)から6月1日(日)まで開催されています。

去年の鎌倉人形展は土曜日が初日だったため人出が多かったのですが、今年は平日だったので北鎌倉駅周辺は空いていました。


北鎌倉に着いて、まず古陶美術館の姉妹館、かまくら陶芸館で食事しました。 おいしかったー

2階から撮った店内の様子


そのあと、隣にある「縁切り寺」として名高い東慶寺に行きました。


小雨降る東慶寺は人影少なく風情に溢れ、次はぜひドラマチックに駆け込みたいと思いました。
誰も追って来なかったりして。


そのあとはいよいよ、古陶美術館へ。

お目当ての七福神が、出迎えてくれました。(まゆみさんブログ参照)
弁天様が持っている琵琶は、暇なおじさん(ジャニーかわうそ)さんの作。
裏にはブログコメント仲間の名前がぎっしり。
それだけ許可を戴いて撮影してきました。



なんとか撮れたのを3枚掲載しましたが、わかりますでしょうか。
「自分の名前がな~い」 と思われた方は、うまく写せなかった場所にあると思います。
ごめんなさい。

私と母が行っているとき、ジャニー暇なかわうそおじさんさんと、るーいーかあさんさんが いらっしゃいました。
みんなで古陶美術館の庭を散策しました。


裏手には、崖に下がった見事な藤の花がありました。



すぐ近くにウグイスが美しい声で鳴いていて、母がポツリと言いました。
「まるで天国みたい…
そのまま逝かなくて良かった。 


店内に戻って買い物をして、ふとカウンターを見ると、名刺が置いてあり、「房州や」 と書いてありました。

「えーっ 房州やさんが来てたのー
すれ違ってしまって残念でしたが、次回のお楽しみということで。

チャンチャン♪

2008年 故郷からのおくりもの ~ 埼玉県秩父市・矢尾百貨店

2008年03月27日 17時11分41秒 | ○○展の話
埼玉県秩父市の矢尾百貨店で開かれた、
高橋まゆみ創作人形展『故郷からのおくりもの』 3月27日(木)~4月22日(火)
の初日に、母と三男とともに早速行ってきました。   

     

以前にも、

2006年10月13日 高橋まゆみ人形展 故郷からのおくりもの ~ 入間市博物館
2006年11月30日  故郷からのおくりもの ~ 入間市博物館
2007年01月31日  故郷からのおくりもの ~ 千葉三越8階催事場
2007年04月23日  高橋まゆみ創作人形展 『故郷からのおくりもの』 ~鎌倉~
2007年06月29日  故郷からのおくりもの ~高橋まゆみ創作人形展~ 高崎シティーギャラリー
2007年08月25日  夏の旅行・山梨&長野
の記事で書いてますが、今回も人形たちの創り出す癒しの空間を堪能してきました。

前にも見た懐かしい人形もあれば、初めての人形もありました。
「世間話し」 「ハーモニカ」は確かに初めてですが、「豆たたき」も初めてだった気がするし、「駅」にも初めての人形があったような。


私たちが行ったとき、“るーいーかあさん”さんと、“暇なおじさん”さんの奥様、“しーちゃん”さんにお会いしました。
“暇なおじさん”さんの奥様は、まゆみさん手拭を持っていらしてて、広げた途端に、ぷぷぷっ

まゆみさんから依頼されましたので、こちらにアップします。
まゆみさん曰く、 「えーっ なんでよー」 のあと、
「でもやっぱり似てるわ。  そうそう、喋り方もこんななのよね~」
とのことでしたが……。 










し~らないっと。 








2008年 ナスカ展

2008年02月22日 14時01分08秒 | ○○展の話

上野の国立科学博物館で開催されている、 『アンコール・世界遺産ナスカ展・地上絵ふたたび』 のチケットをもらったので、昨日、母と行ってきました。
平日なのに上野は人がたくさん歩いていて、
「どこへ行くのか、ひとりひとり聞いてみたい」 と、母が言いました。 (聞かなかったけど)

ナスカ展、幅広い年齢層で混んでました。
地上絵の写真などの他に、展示の多くは壺でした。 
それとミイラ。

見ている人たちが 「壺の絵、鮮やかな色が未だ残ってる。すごいね」 などと感想を述べ合う中、
私が見た中で一番の若い子は、「ママ、もう帰ろうよ~」 という感想を言っていました。

壺の絵の中に、ジャニーかわうそさんのご先祖様がいらっしゃいました。
写真は撮れないし、図録をスキャンするのもいけないだろうから、図録を模写しました。 
             


ヌートリアまたはカワウソ



そして、こんな絵も。

戦士
解説に、
「頸付きの壺に正面を向いた戦士たちが描かれ、彼らの手には槍と投槍器(アトラトル)が握られている。 武器を持たない裸の男は、これから斬首される捕虜であろう」
と、書いてあります。
右が戦士で、左が捕虜らしい。

これを見ていた20歳前後の女性が友達に言いました。
「ねえねえ、この人これから首を切られちゃうんだよ。 のんきな顔してる場合じゃないんだよ」
ホントにそうよね。

ユーモアを感じる絵やデザインに、
「大昔も章魚庵さんのような芸術家が、自分自身も楽しみながら作ったのかな~」 と思いました。

                      
                    
お昼は館内のレストランに行きました。
昨日は幼稚園の遠足が多かったんだけど、幼稚園児の団体は保護者なしでレストランでナイフとフォークで食事してました。
たいしたもんだ。

うちの子が通ってた幼稚園だったら、食事が出てくるまでにあちこちでナイフを持ってチャンバラが始まったと思います。



ところでナスカの地上絵ですが、温暖化により保存が難しくなっているそうです。
ナスカ展は今月24日までです。





最初、うっかり 『アンコール・世界遺産ナスカ展・痴情絵ふたたび』 と書いてました。
アップする前に気付いて直せて良かった。
痴情絵だとどんな構図が描かれるのだろう…。



川崎市 岡本太郎美術館

2007年12月17日 13時13分27秒 | ○○展の話
12月12日の記事に岡本一平の絵を載せた、その日の夕刊に岡本太郎美術館での写真展のことが載っていました。



「こりゃあ、行かねばなんめい」 と思い、 翌日13日、母と途中で待ち合わせして
神奈川県川崎市にある岡本太郎美術館に出かけました。


行きの電車で、母がこんなことを打ち明けました。
「この前ね、ベビーカー押してる女の人がいたのよ。 その人がマフラーをだらりと後ろに下げてたもんだから、思わず キュッ と締めたくなったんだけど、ベビーカー押してたからやめたの」
お母さん、思いとどまってくれて、ありがとう。



さて、岡本太郎美術館は生田緑地公園内にあります。
この日は天気が悪かったけど、落ち葉の素敵なところでした。



一番奥に岡本太郎美術館がありました。




常設展には絵や彫刻がありました。
よくわかんなかったけど、これらの絵の前で岡本太郎という人間が命を爆発させていたのだと思うと、ちょっと感動したような気がしないでもなかったでした。

写真展も良かったんだと思います。 (←自分の感想なのか?

最後にミュージアムショップに寄って、ストラップなどを買いました。



ナニを表してるのかと考えると、なかなかナニで素敵です。

写真撮影コーナーで写真も撮ってきました。
母と岡本太郎のツーショット。 
なに見詰めてんのよ。




岡本太郎、私は結構好きです。



2007年 懐かしの家電展

2007年10月14日 09時24分01秒 | ○○展の話


先週は、日頃運動不足なには、なかなかハードな1週間でした。
市内運動会の観戦のため、自転車で片道30分の小学校まで往復したり、
山の上にある高校のグランドで、1日中体育祭の写真撮ったり。(広報委員なので)

そして、疲れ切った金曜日は、母と日本橋まで遊びに行きました。 そういうときは元気。

チラシをアップしましたが、日本橋三井本館5階で開かれている、
『懐かしの家電展』 に行ってきました。
展示数はあまり多くなかったけど、懐かしい気分に浸りました。
とくに電気釜は記憶アリ。 たしかにこれと同じのを使ってました。

                

ところで、以前から母は時々、妙なことを言います。
「午前中は病院行ったんだけど、待合室で隣に座った人は○○の生まれで、戦後こっちに来たけど、どうのこうの…」

また、あるとき駅のホームで待ち合わせたときも、見ず知らずのおばさんと立って話してる。
知り合いかと思って会釈して、あとで誰? と聞いたら、
「自販機でお茶買ってたら、そっちは美味しくないから こっちがいいって教えてくれたのよ。 これから娘さんのとこに行くんだって。それからその後…」

なんで赤の他人の事情を細かく知ってる

家電展に行くとき、そのあたりの様子がよくわかる出来事がありました。

母と電車に乗ったら、3人掛けのシルバーシートがひとつだけ空いてました。
母が座り、私がその前に立っていたら、隣に座っていた60代後半~70代前半と思われる御婦人が、母に話し掛けて来ました。
「これから90いくつの母親のいる施設に行くこと」
「母の性格から、施設で周りとうまくいってないこと」
から始まり、どこそこの生まれ、若い頃のご近所の人情話、ご主人の話、エトセトラ エトセトラ……。

母は相槌打って聞き役に徹し、降りる駅に着くまでの30分間、御婦人はその人生を語ってくれました。

なるほどね~。
こうして、通りすがりの人の 事情通になるわけね~。



2007年 夏の旅行・山梨&長野

2007年08月25日 22時17分22秒 | ○○展の話
この夏休み中、夫の休みの予定がわからず、長男と次男も忙しくて
どこへも行けないかと思ってました。
ところが先々週に急に23、24と全員の予定が揃い、急遽 犬連れOKの宿を探して予約しました。

            
         
往復の時間があまり掛からないところ、というので、場所は山梨・長野方面。
「行きたいとこ、ある?」 と聞かれて、真っ先に思い浮かんだのは、
23日から開催される、甲府駅前 山交デパートの 
『故郷からのおくりもの~高橋まゆみ創作人形展~』(8/23~9/10) でした。
初日はサイン会があるから、まゆみさんに会える~ と思って。

しかし家族旅行だし、何事にも控えめで良妻賢母の私ですので、自分の希望をゴリ押しすることも出来ません。

けれど、天気が良くなかったことも幸いし、行くことができました。

トトを駐車場の車の中に残して行ったので、あまりゆっくり出来なかったのが残念ですが、まゆみさんとお話できました。

いろいろ話す中で、まゆみさんの口から何度も出た言葉が、「ありがたい」 でした。
これからの展示のこと、全国で人形展を待っている人がいること…
そんなこと ひとつひとつを、「本当にありがたいこと」 と言うまゆみさん。
この謙虚さが人形に表れるからこそ、涙と感動を誘うのだと思いました。

さて、山交デパートを出ると、晴れてきました。
昇仙峡を歩き、白樺湖あたりをドライブしてから八ヶ岳高原の原村ペンションビレッジ内のペンションへ。

私はトトと床で寝たもんで、去年の旅行の時と同様、寝違えて首を痛めました。


では、写真を2枚ほど。

 
昇仙峡を歩く次男とトト

 
荷物の山に寄り掛かって眠る、お疲れトト



                         


なお、次男は今朝から2泊3日で、白樺湖で高校の勉強合宿です。

「これって、献立表で翌日の給食がカレーだとわかっていながら 晩御飯にカレーを作るみたいなもん?」

と、次男に聞いたら、
「ん~。 でも、家のカレーと給食のカレーは味が違うから……
とのことでした。