高橋まゆみさんの人形展が、7日から東京で開催されています。
初日は行けませんでしたが、昨日、母と行ってきました。
会場ではまず、遠足の子どもたちが出迎えてくれます。
みんな可愛いこと!
前の女の子にちょっかい出す子とか、こんな子いるいる。
引率するのは、頼もしくて温かい、お母さんみたいな先生。
ここでウヒャヒャッと嬉しくなって、中に入ります。
中では、まゆみさんの人形のファンにはお馴染みの人形とともに、初めて見るお人形もいくつかありました。
今回一番見たかったのは、2015年のカレンダーにも入っている『会いたかった』。
なにがあったのか、小さな女の子がおばあちゃんに抱きついています。
おばあちゃんは女の子のリュックを持ってあげて、泣きつく女の子を慈しみをこめて受け止めています。
この子、つらいことがあって、おばあちゃんに会いたかったんだろうな。
おばあちゃんがいてくれて、良かったね。
人形を見ながら、想像が溢れてきます。
それから、腕に抱いたお人形にスプーンで食べさせようとするおばあちゃん。
遠い記憶から来るその仕草に、思わず泣きそうになりました。
楽しい人形もいくつもありました。
最初の遠足だけでなく、食堂とか立ちションする親子とか。
立ちションは思わず、「どどどど、どうなってる どこまで作ってる」と、前を覗きこもうとしましたが、見えませんでした。
食堂は小道具を作成している閑おじさんも並べに行ったというだけあって、圧巻でした。
ほのぼのした空気感が、とっても良いのです。
本棚にある本にもご注目。
かべの張り紙も良い感じに古びていて、リアルです。
芸が細かい。
開催期間が2カ月半あるので、あと何回かお人形さんたちに会いに行けそうです。
いのちいっぱい 高橋まゆみ人形展
10月7日(火)~12月21日(日) 月曜休館(但し、10/13、11/3、11/24の祝日は開館)
会場 : 相田みつを美術館 第2ホール(東京国際フォーラム地下1階)
今後のギャラリートーク
11月 1日(土) 13:30~ 15:30~
12月21日(日) 13:30~ 15:30~