昨日、今日と2日続けて映画を観てきました。
まず、昨日は 『やじきた道中 てれすこ』 。
場面場面で、素直に笑える映画でした。
しかし本編上映時間が1時間48分しかなかったこともあり、
「えっ、もう終わり?」 と感じました。
それだけ面白かった…というより、内容的に物足りない気分。
「てれすこ」 が本筋にほとんど関わりないし、やっと関わったエピソードは、付け足しか こじつけのように感じました。
また、足抜けして旅する花魁役の小泉今日子さん。
たしかにいつまでも美しくて可愛いけれど、多くの男を騙すほどの色気は感じられませんでした。
( 女である私の主観ですので・・・m(__)m )
最初 不可解に思ったことは、役者さんの実年齢が、設定年齢より皆さん10~15くらい上だということでした。
主役の中村勘三郎さんは1955年生まれ。
役どころでは、3年くらい前に妻子に先立たれていて、その子はまだ5歳くらいに見えました。
また、ベテラン花魁である小泉今日子さんから、‘若さ’で客を奪う花魁役が、ほしのあきさん。
江戸時代で30は、もうソコソコかと。
しかし、こんなことは作り手も考えたであろうから、わざとではないかと思います。
あの頃は人生50年。
一昔前ですら、
村の渡しの船頭さんは、今年60のおじいさん
だったんだから、今より10~20くらいは成熟してたのでしょう。
(今の60は、おじいさんって感じじゃない)
それ故、役者さんも設定年齢より10以上 年上を持って来たと推測します。
(ハズレかな~。)
なお、他のブログで 『てれすこ』 の感想を検索したら、たくさんのブログで、
「客の年齢層が高い」 と、ありました。
「自分が一番若かった」 とまで言い切ってるのも3つくらいはあった。
たしかにその通りだったけど、そんなとこに感想が集中する映画も、ちょっと珍しいかもしれません。
再度のお知らせです。
明後日、12月 2日は 成沢未来さんの講演があります。
詳しくは、 こちらをクリックしてください → 2007年10月12日記事