峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

五島プラネタリウムのペンダント

2015年11月29日 15時34分06秒 | ぷち宝物





小学生のとき星が好きで、渋谷の東急文化会館8階にあった五島プラネタリウムによく通っていました。

チケットを買って中に入ると、右の方に売店があって、そこでこのオリオン座とさそり座のペンダントを買いました。
反射式望遠鏡を買ったのも、プラネタリウムの売店でした。
(後日送られてきたんだと思う)

プラネタリウムでは、その季節ごとの星の解説や、テーマごとの話があり、
終り頃になると音楽とともに星が動き、流星雨が流れて夜が明けます。
星空の下で聞くタイスの瞑想曲。
懐かしくて泣きそう。

心はあの頃とあまり変わらない気がするのはなぜ。
あの頃の私が今の私を見たら、自分とは全く違うおばさんなのにね。

もし、タイムトラベルしてプラネタリウムの展示を見ている、小学生の私を見ることができたなら。

その小学生は私の顔を見てもピンと来ないだろうなあ。
どこにでもいる、目立たないおばさんだもの。

あのとき、いっぱいあった夢はどこに行ったんだろう。
小学生の峰ちゃんたら、将来は華やかですごい人になってるといいなと思ってたかもね。
劣等感の裏返しもあって。

まあ、そこそこ幸せだと思うから、こんなもんで勘弁して。


 追記 
思い出しました。
子どもの頃、自分の将来の姿を想像してませんでした。
オカルト系の好きな父の持っていた本で「予言」というのがあって、それで日本が沈没する(エドガー・ケイシー)だの、1999年7月に何かある(ノストラダムス)だのと脅かされ、
将来のビジョンを持てませんでした。

で、年ごろになって父に「結婚どうするんだ」とか聞かれて、「だって地球が滅亡するかもしれないんでしょ?」というと、
「しなかったら、どうするんだ」と、言われて、「こ、こいつ……」と、思ったものでした。
 
父は、ああいう話をほどほどに楽しんでいたのだな。と、今ではよーくわかります。
似ちゃったし。