身内以外でタイトルの意味がわかる方はいらっしゃるでしょうか。
いませんか? はい、いませんね。
「てゑ」 とは、母方の祖母の名前です。 (わかるわけない
)
読みは、「て・うぇ」 と教わりました。
最近の子どもの名前は個性的なのが多くなりましたが、明治大正生まれの女性には及びません。
16日は、その祖母の命日でした。
孫の私が言うのもナンですが、素晴らしい女性でした。
高校時代いっしょに暮らしていましたが、火鉢の横でいつも静かに笑っているようなイメージがあります。
妹が生後数ヶ月のときに同居し、3歳の誕生日直前に亡くなりましたので、妹のお守りもしてくれました。
陽の当たる縁側で、よく絵本を縦に積み上げて遊んでましたっけ。
母方の祖父母の墓は京都と東京の2箇所にありまして、京都まで行けないから東京の下高井戸に行きました。
16日はちょうど世田谷のボロ市。
せっかくなので、お墓参りの後、下高井戸駅から東急世田谷線に乗って上町まで行きました。
東急世田谷線、昔の「玉電」も、今はすっかり新しくなりました。
2006年5月29日「大黒様の話」にも書きましたが、父は生前、よくボロ市に出かけていました。
12月は 「納めのボロ市行かなくちゃ」 と出かけ、1月は 「初ボロ市行かなくちゃ」 といそいそと行っていました。
(毎年12月15・16日と1月15・16日に開かれる)
昔、何度か一緒に行きましたが、今回は20数年ぶりでした。
記憶にあるボロ市と、少し違うような気がしたのは父がいなかったせいかな?
店を見ながら歩いていると、托鉢僧がいました。
可愛らしい女の子がお布施を入れると、経文を唱える声がしばらく響きました。
その後 母もお布施を入れましたが、今度はお経が短めに聞こえたのは、
まあ、しゃーないわな。
ゴールデン街様より冊子が届きました。
ご住所のわかっている方は明日発送できると思います。